特許
J-GLOBAL ID:200903021992630976

射出成形機の加熱制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-306329
公開番号(公開出願番号):特開平7-156235
出願日: 1993年12月07日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 射出成形機においてスクリューヘッドの切損を防止するとともに樹脂焼けを防止する。【構成】 加熱シリンダー11はその前端部から順に計量部ゾーン16、圧縮部ゾーン17、及び供給部ゾーン18に区分されている。ヒータ19によって各ゾーン毎に加熱シリンダーが加熱される。熱電対21によって各ゾーン毎に加熱シリンダーの温度が検出される。温度調節装置は各ゾーン毎の設定温度と各ゾーン毎の検出温度に基づいてヒータを制御する。計量部ゾーンの検出温度が計量部ゾーンの設定温度に達すると、温度調節装置は供給部ゾーンの設定温度を予め定められた温度だけ低い設定温度に設定し、予め定められた時間経過後供給部ゾーンの設定温度を元に戻す。そして、予め定められた時間経過後スクリューが回転駆動可能な状態とされる。
請求項(抜粋):
原料樹脂を溶融して溶融樹脂として蓄える加熱シリンダーと、該加熱シリンダー内に回転可能にしかも前進及び後退可能に配置されたスクリューとを有する射出成形機に用いられ、前記加熱シリンダーはその前端部から順に計量部ゾーン、圧縮部ゾーン、及び供給部ゾーンの3つのゾーンに区分されており、さらに、前記3つのゾーン毎に前記加熱シリンダーを加熱するヒーター手段と、前記3つのゾーン毎に前記加熱シリンダーの温度をそれぞれ計量部検出温度、圧縮部検出温度、及び供給部検出温度として検出する温度検出手段と、前記計量部検出温度、前記圧縮部検出温度、及び前記供給部検出温度と前記3つのゾーン毎に設定された設定温度に基づいて前記ヒーター手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段には前記3つのゾーンのそれぞれに対応して前記設定温度がそれぞれ計量部設定温度、圧縮部設定温度、および供給部設定温度として設定されており、前記制御手段は前記計量部検出温度が前記計量部設定温度に達すると、前記供給部ゾーンの設定温度を前記供給部設定温度から予め定められた温度だけ低い予備供給部設定温度に設定し、予め定められた時間経過後前記供給部ゾーンの設定温度を再び前記供給部設定温度に設定し、前記予め定められた時間経過後前記スクリューが回転駆動されるようにしたことを特徴とする射出成形機の加熱制御装置。
IPC (4件):
B29C 45/74 ,  B29C 45/18 ,  B29C 45/48 ,  B29C 45/78

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