特許
J-GLOBAL ID:200903021993786325

蓋体のシーム接合法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-010756
公開番号(公開出願番号):特開平9-205160
出願日: 1996年01月25日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 容器の外形と、容器に対するシールフレームのろう付け位置のばらつきがシーム溶接時に影響しないようにし、電流の分散を防止する。【解決手段】 容器1上に固定されたシールフレームに蓋体4をスポット溶接によって仮止め固定する。シーム溶接時に、蓋体4の4つの側壁4a〜4dを互いに直交して配置された第1、第2の押圧手段20,21によって押圧保持することにより、蓋体4の中心のずれおよび水平面内での回転を修正し位置決めする。位置決め後、一対のローラ電極6により蓋体4の互いに対向する2つの側壁4a,4b側のフランジ部5a,5bをシールフレームにシーム溶接する。次に、回転テーブル7を90°回動させて、他の互いに対向する2つの側壁4c,4d側のフランジ部5c,5dをシーム溶接する。
請求項(抜粋):
4つの側壁を有する帽子型に形成され開口端部にフランジが全周にわたって一体に設けられた金属製の蓋体を、電子部品が収容された容器の開口部にシールフレームを介してシーム溶接する蓋体のシーム接合法において、前記シールフレームを容器の開口部にろう付けし、前記シールフレーム上に前記蓋体をスポット溶接によって仮止め固定し、この蓋体が仮止め固定された前記容器を回転テーブル上に載置し、前記蓋体の互いに対向する2側壁を第1の押圧手段によって押圧すると共に他の2側壁を前記第1の押圧手段と直交する第2の押圧手段によって押圧することにより蓋体を位置決めし、第1の押圧手段による押圧を解除して一対のローラ電極により前記蓋体の互いに対向する2側壁のフランジ部を前記シールフレームにシーム接合し、次に前記第1の押圧手段により前記蓋体の前記2側壁を再度押圧し、次いで第1、第2の押圧手段により前記蓋体の4つの側壁を押圧した状態を保持しつつ前記回転テーブルと第1、第2の押圧手段を一体に90°回動させ、しかる後第2の押圧手段の押圧を解除して前記一対のローラ電極により前記蓋体の互いに対向する他の2側壁のフランジ部を前記シールフレームにシーム接合することを特徴とする蓋体のシーム接合法。

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