特許
J-GLOBAL ID:200903021994844078

光情報記録媒体及び光情報記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-272356
公開番号(公開出願番号):特開平6-103611
出願日: 1992年09月16日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 色素の塗り分けを行わずに製造しうる、ROM領域を有する追記型CDを提供する。【構成】 表面上にプリピットおよび案内溝を有するROM領域と案内溝を有する記録可能領域があらかじめ設けられた基板1上に色素を主成分とする光吸収層2、光反射層3および保護層4を順次設けた層構成とする。ROM領域のプリピット6は案内溝5,5間のランド部に形成する。ROM領域のプリピット部および案内溝部並びに記録可能領域の案内溝部の光学的位相差がそれぞれ特定の範囲となるようにプリピットおよび案内溝の深さ、並びに光吸収層2の反射層3との界面におけるプリピット部および案内溝の深さを制御する。
請求項(抜粋):
表面上にプリピットおよび案内溝を有するROM領域と案内溝を有する記録可能領域があらかじめ設けられた透光性基板上に直接または他の層を介して色素を主成分とする光吸収層が設けられ、さらに該光吸収層上に直接または他の層を介して金属膜からなる光反射層が設けられた構成を有する光情報記録媒体において、該プリピットの断面形状は略台形であり、又前記ROM部の案内溝と前記記録可能領域の案内溝の断面形状は略逆三角形であり、前記ROM領域のプリピットは案内溝間のランド部に形成されており、前記プリピットの深さをd1、光吸収層の光反射層との界面におけるプリピット部の深さをd2、基板の複素屈折率の実数部をn1、光吸収層の複素屈折率の実数部をn2、再生光の波長をλとした時の該部分の光学的位相差△S1=2{n1d1-n2(d1-d2)}が略±λ/2であり、前記ROM部の案内溝の深さをd3、該案内溝部の光反射層との界面における深さをd4とした時の該部分の光学的位相差△S2=2{n1d3-n2(d3-d4)}、及び、前記記録可能領域の案内溝の深さをd5、該案内溝部の光反射層との界面における深さをd6とした時の該部分の光学的位相差△S3=2{n1d5-n2(d5-d6)}がともに-λ/8±λ/16であることを特徴とする光情報記録媒体。
IPC (2件):
G11B 7/24 561 ,  G11B 7/00

前のページに戻る