特許
J-GLOBAL ID:200903021997820773

排気浄化装置の診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-165915
公開番号(公開出願番号):特開平9-016253
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 触媒の劣化判定に際してバイパス通路側への漏れ故障に伴う誤診を防止する。【構成】 バルブ切換手段36により主通路31aに排気を流すときには上流側酸素センサー出力に基づいて、またバイパス通路31bに排気を流すときは下流側酸素センサー出力に基づいて制御手段37が空燃比のフィードバック制御を行う。判定手段38の判定結果より触媒32の劣化が進行しない条件でだけバイパスバルブ33にバイパス通路31b側への漏れ故障が生じているかどうかを少なくとも下流側酸素センサー出力に基づいて判定手段39が判定し、この判定結果よりバイパスバルブ33にバイパス通路31b側への漏れ故障が生じていない場合において触媒32の劣化が進行する条件になったとき触媒32に劣化が生じたかどうかを少なくとも下流側酸素センサー出力に基づいて判定手段40が判定する。
請求項(抜粋):
排気管の上流で主通路とバイパス通路に分岐して主通路に触媒を設置し、排気の流れを主通路とバイパス通路とに切換えるバイパスバルブを設ける一方で、前記触媒の上流と前記主通路およびバイパス通路の合流部より下流側とに酸素センサーを配置するとともに、低排気温度域で前記主通路に排気を、高排気温度域になると前記バイパス通路に排気を流すように前記バイパスバルブを切換える手段と、この切換手段により前記主通路に排気を流すときには前記上流側の酸素センサー出力に基づいて、また前記バイパス通路に排気を流すときは前記下流側の酸素センサー出力に基づいてそれぞれ空燃比のフィードバック制御を行う手段と、前記触媒の劣化が進行しない条件であるのか劣化が進行する条件であるのかを判定する手段と、この判定結果より前記触媒の劣化が進行しない条件でだけ前記バイパスバルブにバイパス通路側への漏れ故障が生じているかどうかを少なくとも前記下流側酸素センサー出力に基づいて判定する手段と、この判定結果より前記バイパスバルブにバイパス通路側への漏れ故障が生じていない場合において前記触媒の劣化が進行する条件になったとき前記触媒に劣化が生じたかどうかを少なくとも前記下流側酸素センサー出力に基づいて判定する手段とを設けたことを特徴とする排気浄化装置の診断装置。
IPC (3件):
G05B 23/02 302 ,  F01N 3/20 ,  F02D 41/14 310
FI (3件):
G05B 23/02 302 Y ,  F01N 3/20 C ,  F02D 41/14 310 K

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