特許
J-GLOBAL ID:200903022003987247

生物細胞用遠心分離装置及び細胞の培養方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-244528
公開番号(公開出願番号):特開平6-090737
出願日: 1992年09月14日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 生物細胞、特に動物細胞の懸濁灌流培養に於て、培養液からの細胞の遠心分離及び遠心分離した細胞の培地への懸濁を細胞の損傷なく効率良く行う遠心分離装置及び該装置を要素とする高速灌流培養システムを提供する。【構成】 翼片付軸管2を内蔵し、水平回転できるボウル型回転容器1を有する遠心分離機に於て、1) 軸管2から円周方向に複数枚の翼片3が伸長し、その外縁が回転容器内壁と狭い間隙を保ち、2) 翼片面に窓15と、窓15を遮蔽し同じ回転方向にだけ自在に開く扉16を有し、3) 軸管2下端と容器1底面とでクラッチ4を形成して、該回転方向では解離し、逆回転では接続し、4) 軸管2の上端がさらにその上方の固定管5bと回転自在な摺動面を形成する遠心分離装置。【効果】 遠心分離の回転加速時における液の流動による細胞の沈降効率低下を防いで効率良く沈降させ、かつ分離した細胞層を培地に懸濁させる際に容器からの液の溢流を防ぎ、効果的に培地に懸濁させることができる。
請求項(抜粋):
培養液を収容するための上方を開放した回転容器、培養液導排出用貫通孔を有する軸管、前記軸管に放射方向に固定されかつ前記回転容器内に位置する複数枚の翼片、及び前記回転容器と翼片とに相対的な回転及び同期した回転とを選択的に生じさせる駆動手段とを有する生物細胞用遠心分離装置であって、前記翼片は前記相対的な回転時及び同期した回転時とで前記培養液に作用する有効面積を変化させる手段を有していることを特徴とする、生物細胞用遠心分離装置。
IPC (4件):
C12M 1/00 ,  B04B 1/00 ,  B04B 7/12 ,  B04B 11/04

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