特許
J-GLOBAL ID:200903022006423778

内燃機関の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-211599
公開番号(公開出願番号):特開2001-041037
出願日: 1999年07月27日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の運転状態に応じてウォータジャケット内に冷却水を適宜、注入/排出させ内燃機関の始動時における暖機時間を効率良く短縮し燃費等を改善すること。【解決手段】 内燃機関10の停止後、ウォータジャケット15内の冷却水は注入/排出用パイプ28を通り注入/排出用ポンプ32によって排出され断熱構造の補助タンク30内に貯留される。すると、内燃機関10の始動時にはウォータジャケット15内に冷却水が存在しないため、暖機時間を効率良く短縮することができる。そして、内燃機関10の暖機が完了すると補助タンク30内に貯留されている冷却水が注入/排出用パイプ28を通り注入/排出用ポンプ32によってウォータジャケット15内に注入される。このとき、冷却水は補助タンク30内に保温状態で貯留されているため昇温のための無駄なエネルギ消費を抑制し燃費を改善することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記内燃機関内部に形成され、冷却水を通す冷却通路と、前記冷却通路を通って前記冷却水を循環する前記内燃機関の外部冷却系としての循環路と、前記循環路とは別の補助通路を介して前記冷却通路に接続された補助タンクと、前記補助通路途中に配設された第1のポンプと、前記運転状態検出手段で前記内燃機関の停止状態が検出されたときには、前記第1のポンプを作動し前記冷却通路内の前記冷却水を前記補助通路を介して前記補助タンク内に排出すると共に、前記運転状態検出手段で前記内燃機関の始動状態が検出されたときには、前記第1のポンプを作動し前記補助タンク内の前記冷却水を前記補助通路を介して前記冷却通路内に注入する制御手段とを具備することを特徴とする内燃機関の冷却装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-121823
  • 特表平5-509141
  • 特開昭62-121823
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