特許
J-GLOBAL ID:200903022014812198

飛灰を含む排ガスの処理方法および処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272243
公開番号(公開出願番号):特開平11-090169
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 反応槽において、排ガスに含まれる亜硫酸ガス等の酸性ガスを高効率で除去するのみならず、飛灰の安定化処理をも並行して行なうことができ、飛灰処理に伴って発生する埋立処理物質の減容化も図ることができる飛灰を含む排ガスの処理方法および処理装置を得る。【解決手段】 反応槽1内において、排ガスを、pHが2.0〜6.0の範囲に保持された吸収剤であるアルカリ成分を含む吸収液4と気液接触させることにより、酸性ガスを吸収液中に吸収して酸化させることにより、亜硫酸ガスを硫酸イオンとして固定するとともに、飛灰中に含まれる重金属類を吸収液で抽出して安定化させ、次いで反応槽1から排出された排ガスを下流の集塵機において凝縮しない相対湿度まで低下させた後に、集塵機32において排ガス中に残留する飛灰を捕集する。
請求項(抜粋):
飛灰と、酸性ガスとして少なくとも亜硫酸ガスとを含有する排ガスから上記酸性ガスおよび飛灰を除去する排ガスの処理方法であって、反応槽内において、上記酸性ガスおよび飛灰を含む排ガスを、pHが2.0〜6.0の範囲に保持された吸収剤であるアルカリ成分を含む吸収液と気液接触させることにより、上記酸性ガスを上記吸収液中に吸収し、かつこれを酸化させることにより、上記亜硫酸ガスを硫酸イオンとして固定するとともに、上記飛灰中に含まれる重金属類を上記吸収液で抽出して安定化させ、次いで上記反応槽から排出された排ガスを、下流の集塵機において凝縮しない相対湿度まで低下させた後に、集塵機において上記排ガス中に残留する上記飛灰を捕集することを特徴とする飛灰を含む排ガスの処理方法。
IPC (9件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 46/02 ZAB ,  B01D 53/34 ,  B01D 53/81 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/70 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00
FI (8件):
B01D 53/34 125 E ,  B01D 46/02 ZAB Z ,  B01D 53/34 B ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 125 Q ,  B01D 53/34 134 E ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 G

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