特許
J-GLOBAL ID:200903022032988953

超磁歪素子を用いたマーキング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 光夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-036823
公開番号(公開出願番号):特開平11-216858
出願日: 1998年02月03日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 定圧加圧の必要がなく、低価格で、ノズルの位置・方向に制約がなく、比較的大きく離れた位置にある被マーク面にでもマーキングすることができる装置。【解決手段】 ノズル1前端が該ノズル1と通じ、後端3 ́、液体が充満されている液体室2に向いて開いている液体通路3、液体室2内にあり、その前端4 ́が液体通路3の後端3 ́に対向している被振動体4、被振動体4の後端に結合されている超磁歪素子5、及び超磁歪素子5の軸方向を取り囲んで配置されているソレノイドコイル6とで構成され、かつ液体通路3の他端3 ́と被振動体4の一端4 ́との間に、液体通路の後端3 ́の開口を取り囲んでゴム弾性体7が設けらる。
請求項(抜粋):
液体を噴出させてマークを印すところのマーキング装置において、ノズル(1)、前端が該ノズル(1)と通じ、後端(3 ́)が、液体が充満されている液体室(2)に向いて開いている液体通路(3)、液体室(2)内にあり、その前端(4 ́)が液体通路(3)の該後端(3 ́)に対向している被振動体(4)、該被振動体(4)の後端に結合されている超磁歪素子(5)、及び該超磁歪素子(5)の軸方向を取り囲んで配置されているソレノイドコイル(6)、を該装置が有し、かつ上記液体通路(3)の後端(3 ́)と上記被振動体(4)の前端(4 ́)との間に、液体通路の該後端(3 ́)の開口を取り囲んでゴム弾性体(7)が設けられ、ソレノイドコイル(6)に通電されていない状態において被振動体の上記前端(4 ́)がゴム弾性体(7)に密着して液体通路(3)を閉じており、ソレノイドコイル(6)に通電して磁界を生じると、超正磁歪素子(5)の軸方向寸法が増加することにより、被振動体(4)の前端(4 ́)がゴム弾性体(7)を押圧して更にへこませ、従ってノズル(1)の先端から液体が吐出し、次にソレノイドコイル(6)への通電を切ると、超磁歪素子(5)の寸法が元に戻ることにより被振動体(4)の前端(4 ́)が元の位置へと復帰し、この際、ゴム弾性体(7)の変形戻りの速さよりも速く被振動体(4)を動作させることによってゴム弾性体(7)と被振動体(4)との間に間隙を生じさせ、該間隙を通して液体が液体通路(3)に補給されることを特徴とする装置。
IPC (3件):
B41J 2/015 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 103 Z ,  B41J 3/04 103 A

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