特許
J-GLOBAL ID:200903022041927690
弾性表面波素子
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-158473
公開番号(公開出願番号):特開2002-353771
出願日: 2001年05月28日
公開日(公表日): 2002年12月06日
要約:
【要約】【課題】 広い周波数範囲でのフィルタ通過帯域の分散形遅延線として動作し、リップル等を低減し、加工が容易でコストを低減する弾性表面波素子を得る。【解決手段】 弾性表面波素子100は、発信電極3a及び受信電極3bを備え、発信電極3aは第1取り出し電極5と、第1取り出し電極5の長辺部から延出した複数の第1発信電極指6と、第1発信取り出し電極5に対向して設けられた第2発信取り出し電極7と、第2発信取り出し電極7から延出し、各第1発信電極指6の間に1つずつ配置された第2発信電極指8とを有し、受信電極3bも発信電極3aと左右対称に第1受信取り出し電極10と、第1受信電極指11と、第2受信取り出し電極12と、第2受信電極指13とを有している。取り出し電極5,7,10,12が傾斜し、各電極指6,8,11,13の幅及び間隔が各取り出し電極7,12に近づくに従って小さくなることにより、発信電極3aで発生した表面波が反射する電極指の数を減少し、広い周波数範囲のフィルタ通過帯域を得ることができる。
請求項(抜粋):
圧電部材と、前記圧電部材に貼り付けられ、前記圧電部材に入力電圧で歪みを発生させることにより前記圧電部材の表面に表面波を発信させる発信電極及び前記発信電極から伝達された表面波で生じた歪みによって前記圧電部材に発生した出力電圧を検出する受信電極を有するすだれ状電極体とを備えた弾性表面波素子であって、前記発信電極は、前記入力電圧が印加される帯状の第1発信取り出し電極と、前記第1発信取り出し電極の長辺部から延出した複数の第1発信電極指と、前記第1発信取り出し電極に対向して設けられた帯状の第2発信取り出し電極と、前記第2発信取り出し電極の長辺部から各前記第1発信電極指の間に1つずつ配置されるように延出された第2発信電極指とを有し、前記受信電極は、前記出力電圧を取り出す帯状の第1受信取り出し電極と、前記第1受信取り出し電極の長辺部から延出した複数の第1受信電極指と、前記第1受信取り出し電極に対向して設けられた帯状の第2受信取り出し電極と、前記第2受信取り出し電極の長辺部から各前記第1受信電極指の間に1つずつ配置されるように延出された第2受信電極指とを有し、前記発信電極及び前記受信電極は、互いに左右対称に設けられており、前記発信電極は、各前記第1発信電極指の幅及び隣接した前記第1発信電極指の間隔と各前記第2発信電極指の幅及び隣接した前記第2発信電極指の間隔とが第2発信取り出し電極に近づくに従ってそれぞれ小さく、前記受信電極は、各前記第1受信電極指の幅及び隣接した前記第1受信電極指の間隔と各前記第2受信電極指の幅及び隣接した前記第2受信電極指の間隔とが第2受信取り出し電極に近づくに従ってそれぞれ小さくなっており、前記発信電極及び前記受信電極は、前記表面波が伝達する方向に対して傾斜していることを特徴とする弾性表面波素子。
FI (2件):
H03H 9/145 Z
, H03H 9/145 D
Fターム (7件):
5J097AA15
, 5J097AA19
, 5J097BB11
, 5J097DD04
, 5J097DD05
, 5J097DD07
, 5J097DD23
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