特許
J-GLOBAL ID:200903022048180174
単独分離系統安定化方法及び単独分離系統安定化システム
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (4件):
児玉 俊英
, 大岩 増雄
, 竹中 岑生
, 村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-228277
公開番号(公開出願番号):特開2004-072883
出願日: 2002年08月06日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】単独系周波数維持に必要な発電機遮断量、または、負荷遮断量を極小化することができ、さらに、負荷の復帰率等を考慮できるようにして、質の高い電力供給ができる単独分離系統安定化方法及び単独分離系統安定化システムの提供を目的とする。【解決手段】電力系統の分離系統における系統分離発生時に、分離系統内の周波数低下防止制御が、負荷脱落量の見込み違い等のために過剰な制御(主制御)となり、収束周波数が許容値より上昇するような場合に、主制御の後の一定時間経過後の分離系統内の周波数を計測し、この計測した周波数に基づいて再投入負荷量を算出し、系統安定化装置10は、既に遮断した負荷を、算出した再投入負荷量にしたがって再投入することにより、制御量を極小化できるようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電力系統における分離系統の系統分離の発生にともない、該分離系統内の発電機の発電供給量または負荷の負荷量を系統安定化装置で制御して上記分離系統を安定化する単独分離系統安定化方法において、
上記分離系統における系統分離前の情報に基づき、系統分離した分離系統の必要制御量を算出する第1ステップ、
上記系統分離した分離系統に対して制御が必要か否かを判断する第2ステップ、
上記第2ステップにおいて、分離系統に対して制御が必要と判断した場合は、上記第1ステップで算出した必要制御量にしたがって、上記負荷及び発電機の一部または全部を遮断する主制御を実施する第3ステップ、
上記第2ステップにおいて、分離系統に対して制御が必要でないと判断した場合は、全ての分離系統の処理が完了したと判断して、上記系統安定化装置を定常運転とする第4ステップ、
上記第3ステップにおける主制御の後、一定時間経過後の分離系統内の周波数を計測する第5ステップ、
上記第5ステップで計測した分離系統内の周波数が許容値内に収まっているか否かを判断する第6ステップ、
上記第6ステップにおいて、計測した分離系統内の周波数が許容値内に収まっていない場合は、上記計測した分離系統内の周波数に基づき再投入負荷量を算出し、上記第3ステップで遮断した負荷について、上記算出した再投入負荷量を補正制御で再投入する第7ステップ、
上記第6ステップにおいて、計測した分離系統内の周波数が許容値内に収まっている場合は、全ての分離系統の処理が完了したと判断して、上記系統安定化装置を定常運転とする第8ステップ、
を備えたことを特徴とする単独分離系統安定化方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
5G066AD04
, 5G066AD07
, 5G066AD09
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