特許
J-GLOBAL ID:200903022051198874

リン酸型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-109310
公開番号(公開出願番号):特開平8-306372
出願日: 1995年05月08日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】単セル内にリブ付きリザーバプレートを組み込んだしたリン酸型燃料電池を対象に、反応ガスに随伴してセル外に逸出するリン酸飛散量を極力低減し、リン酸の補給無しに長時間安定よく運転できるようにする。【構成】リン酸を含浸保持したマトリックス4を挟んでその両側に水素電極5,空気電極6,および板面に多数条の反応ガス通路を形成したリブ付きリザーバプレート7,8を積層したものを単セル2とするセルスタック1に対し、マニホールド9a,9b,10a,10bを通じて燃料ガス,空気の反応ガスを供給するリン酸型燃料電池において、反応ガスをリザーバプレート中央部を通るガス通路へ導入し、その反対側端で通流方向を方向転換させた後に低温部となるプレート両サイドを通るガス通路を経由して排出させ、このガス通流途上で反応ガスに随伴するリン酸蒸気を低温部で凝縮液化してリザーバプレートに回収する。
請求項(抜粋):
リン酸を含浸保持したマトリックスを挟んでその両側に水素電極,空気電極,および板面に多数条の反応ガス通路を形成したリブ付きリザーバプレートを積層したものを単セルとするセルスタックに対し、その周面上に配したマニホールドを通じて燃料ガス,空気の反応ガスを供給するリン酸型燃料電池において、前記反応ガス通路のガス排出側領域を、セル内で蒸発飛散したリン酸蒸気の凝縮,回収部として機能させるようにリザーバプレートの低温部に形成したことを特徴とするリン酸型燃料電池。
FI (2件):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/02 H

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