特許
J-GLOBAL ID:200903022051903322

高加工性、高強度熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-313850
公開番号(公開出願番号):特開2001-131641
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 高強度で格段に優れた加工性を有する熱延鋼板の製造方法を提案する。【解決手段】 Ti、Nb及びCuを複合添加したスラブを熱間圧延する際、A3変態点と圧延中に進行するオーステナイト-フェライト変態開始温度Ar3 変態点との差△T=A3変態点-Ar3 変態点が△T≦100 °C、かつオーステナイト-フェライト変態開始から終了までの所要時間が100 秒未満を満たすようにスラブ加熱温度及び粗圧延終了温度を制御し、さらに粗圧延をAr3 変態点以上で行い、仕上圧延開始温度をAr3 変態点未満とし、少なくとも500 〜750 °Cの温度域での合計圧下率が50%以上となる圧延を行い、その後直ちにコイルに巻取ってから、750 〜900°Cの温度域にて再結晶焼鈍を施す。
請求項(抜粋):
C:0.01wt%以下、Si:1.5 wt%以下、Mn:1.0 wt%以下、Ti:0.01〜0.20wt%、Nb:0.005 〜0.07wt%、Cu:0.5 〜1.5 wt%、Ni:0.3 〜1.5 wt%、Al:0.02〜0.10wt%、P:0.05wt%以下、S:0.01wt%以下及びN:0.01wt%以下を含有し、残部は実質的にFeの組成になるスラブを熱間圧延する際、A3変態点と圧延中に進行するオーステナイト-フェライト変態開始温度Ar3 変態点との差△T=A3変態点-Ar3 変態点が△T≦100 °C、かつオーステナイト-フェライト変態開始から終了までの所要時間が100 秒以下を満たすようにスラブ加熱温度及び粗圧延終了温度を制御し、さらに粗圧延をAr3 変態点以上で行い、仕上圧延開始温度をAr3 変態点未満とし、少なくとも500 〜750 °Cの温度域での合計圧下率が50%以上となる圧延を行い、その後コイルに巻取ってから、750 〜900 °Cの温度域にて再結晶焼鈍を施すことを特徴とする高加工性、高強度熱延鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16
FI (3件):
C21D 9/46 T ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/16
Fターム (25件):
4K037EA01 ,  4K037EA04 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EB03 ,  4K037EB06 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB11 ,  4K037FB03 ,  4K037FB04 ,  4K037FF01 ,  4K037FF02 ,  4K037FF03 ,  4K037HA04 ,  4K037JA06

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