特許
J-GLOBAL ID:200903022054651618

並列シフト光変調素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-219818
公開番号(公開出願番号):特開2000-131726
出願日: 1999年08月03日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【目的】 屈折率異方性を有するか電界などの外場によって屈折率異方性を誘起される光学材料を対象として、2値情報として書き込まれた画像情報などを、光学系などを用いないで素子内で全画素に渡って1度にシフト処理できるような並列シフト光変調素子を提供することを目的とする。【構成】 シフト用の光センサ-の基本構成は光電変換素子、波長選択機能を持つ膜、偏光機能を持つ膜を積層して画素電極内に配置する。さらに偏光機能を持つ膜の偏光方向が互いに垂直となっている光センサーが一組となって画素電極内に配置されている。
請求項(抜粋):
マトリックス構造の画素となる透明導電性電極上に電気的に絶縁された状態で、光電変換素子、偏光機能を持つ膜さらに波長選択機能を持つ膜から成る光センサが形成されている一方の透明絶縁性基板と、画素となる透明導電性電極を形成した他方の透明絶縁性基板間に屈折率異方性を有するか電界などの外場によって屈折率異方性が誘起されるような光学材料が挟まれている様なセル構造を持つことと、光センサーを構成する偏光機能を持つ膜の偏光方向が互いに垂直となっているような2つの光センサーが一組となって光センサーからの信号を処理するための信号処理ユニットに結合されていることと、さらに前記信号処理ユニットによって信号処理された波形が隣接する画素の前記光学材料に外場を加える為の電極あるいは前記透明導電性電極に伝達されることと、前記一組の光センサーの一方に正電圧方形波、他方に負電圧方形波をそれぞれに印可するのと同時に前記信号処理ユニットにも方形波を印可することと、前記信号処理ユニットには半波整流する過程と平滑化する過程とさらに2つの信号から1つの方形波信号に生成する過程と前記方形波信号によって正電圧か負電圧をスイッチングする過程が含まれていることと、前記2枚の透明絶縁性基板を挟む形で2枚の偏光子が互いの偏光方向が平行か垂直になるようになっていることと、前記偏光機能を持つのどちらかの偏光方向に前記偏光子のどちらかの偏光方向が一致していることと、シフト処理が前記波長選択機能を持つ膜に適合する光が照射されているときに前記光学材料をオン状態あるいはオフ状態とする外場が印可されることによってマトリックス構造の画素のオン状態あるいはオフ状態がデジタルにシフトすることを特徴とする並列シフト光変調素子。
IPC (2件):
G02F 3/00 501 ,  G06E 1/00
FI (2件):
G02F 3/00 501 ,  G06E 1/00

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