特許
J-GLOBAL ID:200903022054899946

スイング式油圧ショベルのフロント制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-269519
公開番号(公開出願番号):特開平11-107323
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】スイング式油圧ショベルのフロント制御装置において、制御を解除しても設定方向が残っており、簡単な操作で再び同じ方向に作業フロントを制御できるようにする。【解決手段】設定スイッチ24を押すと、作業フロントの方向が設定され、解除スイッチ25を押すとその設定が解除され、連動スイッチ26を押しながら操作レバー装置7を操作すると、旋回減速・スイング自動で作業フロントは設定方向を維持しながら平行移動する。連動スイッチ26をOFFにし制御を解除しても設定方向は保持され、その後連動スイッチをONすると、再び同じ方向に作業フロントを制御できる。
請求項(抜粋):
下部走行体、この下部走行体に対し旋回する上部旋回体、この上部旋回体に対しスイングする作業フロントを備え、かつ前記上部旋回体の旋回動作を指示する操作信号を出力する旋回操作手段、前記作業フロントのスイング動作を指示する操作信号を出力するスイング操作手段を有するスイング式油圧ショベルに備えられ、下部走行体に対する上部旋回体の旋回位置と上部旋回体に対する作業フロントのスイング位置をそれぞれ検出し、これら検出値に基づいて前記作業フロントを所定の方向に制御するフロント制御装置において、前記作業フロントの方向の設定を指示する第1スイッチ手段と、前記作業フロントの設定した方向の解除を指示する第2スイッチ手段と、前記作業フロントの方向制御の開始を指示する第3スイッチ手段と、前記第1スイッチ手段により方向の設定が指示されると、前記旋回位置及びスイング位置の検出値から計算したそのときの下部走行体に対する作業フロントの方向を記憶し設定方向とすると共に、前記第2スイッチ手段により設定した方向の解除が指示されると、前記設定方向の記憶を消去する方向設定及び解除手段と、前記第3スイッチ手段により方向制御の開始が指示されていないときは、前記設定方向の記憶を保持したまま前記旋回操作手段及びスイング操作手段による通常の旋回・スイング操作を可能とし、前記第3スイッチ手段により方向制御の開始が指示されると、前記記憶が保持された作業フロントの設定方向を基準として作業フロントの方向を前記所定の方向に制御する制御手段とを備えることを特徴とするスイング式油圧ショベルのフロント制御装置。

前のページに戻る