特許
J-GLOBAL ID:200903022057486693
人工塩濃度勾配を有した魚道装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253542
公開番号(公開出願番号):特開平7-067495
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 塩分濃度勾配を有した魚道を造り回遊性の魚の遡上率を上げる。【構成】 ポンプ10にて海水を揚水し、揚水した海水を魚道の流路12内に流出せしめることにより、魚道の流路12内では、海水と淡水とが混じり合うようにする。海水が噴出する口14を魚道の流路12内に複数設置し、その各々から魚道内に流れる海水量を制御することによって、塩分濃度に勾配をつける。また、海の潮位や河川の流量によって、魚道内に噴出させる海水量を調整することによって、海水と淡水が混じり合う、自然のリズムに沿った汽水域5を魚道内に人工的に造る。堰3上流においては、魚道は魚道の流路を形成する一部である遮断壁15によって淡水域4と分けられることにより、淡水域4は魚道の塩分から守られ、水資源の利用が可能となる。
請求項(抜粋):
河口付近に設置される魚道において、魚が遡上するための魚道流路に加え、海から海水を引き込む海水取水口、海水取水口に接続され、海水の流路となる海水パイプ、海水パイプと連結され海水を汲み上げる海水揚水ポンプ、魚道流路内もしくは流路に接続される貯水池、遊水池、魚用ポケットプール、あるいはワンド内にて、海水パイプに接続され海水を噴出する海水噴出口を設けた、人工塩濃度勾配を有した魚道装置。
IPC (2件):
前のページに戻る