特許
J-GLOBAL ID:200903022059994289

非蒸発型バリウムゲツタ合金による残留気体の収着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-119833
公開番号(公開出願番号):特開平5-146672
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 賦活を必要とせず、他の材料と混合する必要のない、有機プラスチック容器において使用できる、150°Cを超える温度を必要としない、容器内の残留気体の収着方法の開発。【構成】 真空或いは不活性気体雰囲気で5mm未満の粒寸に粉砕或いは細分されたBaZ +(Ba1-X AX )n Bm 合金を容器内に置いて室温で残留気体に曝露する。室温において収着は開始される。Aはバリウム以外の元素周期表IIa族の元素(Ca等)、Bは元素周期表Ib、IIb、IIIa、IVa及びVa族の元素(Cu,Zn,Al,Pb,Sn,Ag,Si等)、n=1、2、3、4、m=1、2、5、0≦x≦0.5、0≦z≦合計バリウムが合金の95重量%以下とする値である。合金例:Ba+BaCu;Ba+Ba2 Zn;Ba2 Pb;Ba1.125 Ca1.125 +(Ba0.5 Ca0.5 )4 Al5 。図2はバリウム-銅合金の収着特性例を示す。
請求項(抜粋):
非蒸発型バリウムゲッタにより容器内の残留気体の収着のための方法であって、(a)BaZ +(Ba1-X AX )n Bm の合金を真空或いは不活性気体雰囲気で粉砕して粒状合金を生成する段階と、(b)前記粒状合金を容器内に置く段階と、(c)前記粒状合金に容器内の残留気体を室温で曝露する段階とを包含し、この場合Aは元素周期表IIa族の元素から成る群から選択される金属であり(ただし、バリウムを除く)、Bは、元素周期表Ib、IIb、IIIa、IVa及びVa族の元素から成る群から選択され金属であり、n=整数、m=整数、0≦x≦0.5、そして0≦z≦合計バリウムが合金の95重量%以下であるような値であることを特徴とする非蒸発型バリウムゲッタによる容器内の残留気体の収着方法。
IPC (2件):
B01J 20/02 ,  C22C 24/00

前のページに戻る