特許
J-GLOBAL ID:200903022061975348

自動変速機の故障判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181229
公開番号(公開出願番号):特開平10-009383
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】変速ギヤ機構の実際のギヤ比を用いて故障判定する場合には故障個所を特定するのが難しく、故障個所を特定可能な故障判定制御は複雑化する。【解決手段】 自動変速機2は、トルクコンバータ3と変速ギヤ機構4とを有し、変速ギヤ機構4は、フロント遊星歯車機構41、リヤ遊星歯車機構42、フォワード・クラッチ46を含む複数の摩擦締結要素を備え、油圧調整装置50からの油圧で摩擦締結要素が制御される。前進走行レンジにおいて変速ギヤ機構4の実際のギヤ比を検知し、そのギヤ比が1速段のギヤ比よりも大きいときには、ライン圧調整系の機器又はフォワード・クラッチ46が故障したと判定する。
請求項(抜粋):
トルクコンバータと、変速ギヤ機構と、複数の摩擦締結要素と、複数の摩擦締結要素へ夫々供給される油圧を調整する油圧調整手段と、予め設定した所定の変速マップに基づいて車両の走行状態に応じた変速段となるように油圧調整手段を制御する制御手段とを備えた自動変速機の故障を判定する故障判定装置において、車両の走行中に変速ギヤ機構の実際のギヤ比を検知するギヤ比検知手段と、前記ギヤ比検知手段で検知されたギヤ比が、前進走行レンジにおける1速段のギヤ比よりも大きいときに、複数の摩擦締結要素のうちの前進走行レンジにおいて締結される摩擦締結要素又は油圧調整手段の少なくとも一部が故障であると判定する故障判定手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機の故障判定装置。
IPC (6件):
F16H 61/12 ,  B60R 16/02 650 ,  F16H 59:08 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16H 61/12 ,  B60R 16/02 650 J

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