特許
J-GLOBAL ID:200903022065326433

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315503
公開番号(公開出願番号):特開平8-142627
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 減衰力変更の際のキャビテーションを防止する。【構成】 まず、操縦安定性や乗り心地の確保を目的とした減衰力ステップ数Cso,Cnoを演算し、その最大値(MAX(Cso,Cno))を目標減衰力ステップCFINAL とする。その後、各輪についての車高Xi から求めたアクチュエータのピストンの相対速度DXを、ばね上とばね下とについての相対速度として演算する。次いで、この相対速度DXとアクチュエータ36の内圧Pi とに応じて、減衰力変更の際の上限のガード値CGARDを選定する。そして、このガード値CGARDで目標減衰力ステップCFINAL を制限した減衰力を出力減衰力ステップ数COUTとし、この出力減衰力ステップ数COUT となるよう減衰力を変更する。
請求項(抜粋):
サスペンションの減衰力を変更可能なサスペンション制御装置であって、車両のばね上とばね下との間に介装され、流体が給排されることにより対応する部位の車高を増減可能な流体圧シリンダと、該流体圧シリンダにて発生する減衰力を、車両の走行状態に応じて変更する減衰力変更手段と、前記流体圧シリンダの内圧を検出する圧力検出手段と、前記減衰力変更手段による減衰力変更の上限を、該検出した内圧の低下に追従して減衰力が低減する側に、前記検出した内圧に応じて制限する減衰力制限手段とを備えることを特徴とするサスペンション制御装置。

前のページに戻る