特許
J-GLOBAL ID:200903022067404024

センサのリード線封止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-367548
公開番号(公開出願番号):特開平11-190717
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 高温にさらされた場合でも、良好なシール状態を長期に渡って維持することができるセンサのリード線封止構造を提供する。【解決手段】 酸素センサ1のリード線封止構造100において、封止部15は、PTFE樹脂71とPTFE樹脂71よりも熱膨張率の小さいセラミック粒子70との複合材料にて構成されたグロメット51と、そのグロメット51と外筒18の内面との間に配置され、グロメット51の外周面と外筒内面との間をシールするフッ素ゴム製の弾性シール部材52とを有する。グロメット51には、各リード線14が個別に挿通されるリード線挿通孔51aが軸方向に貫通して形成されており、各リード線挿通孔51aの内面と、これらにそれぞれ挿通されるリード線14の外被14bの外面との間は、PFA樹脂により構成された封着樹脂層53により封着されている。そして、外筒18には、この封止部15に対応して周方向の環状の加締め部18aが形成されている。
請求項(抜粋):
少なくとも一端に開口部が形成された金属製の外筒の内側に検出素子が配置され、その検出素子からの出力を取り出すリード線が、前記開口部から外側に延出するとともに、前記外筒の前記開口部が形成されている端部内側に、前記リード線と前記外筒内面との間を封止する封止部が形成されるとともに、その封止部は、フッ素系樹脂と該フッ素系樹脂よりも熱膨張率の小さい無機材料粒子との複合材料にて構成され、前記検出素子からの各リード線が挿通されるリード線挿通孔が軸方向に貫通して形成され、前記外筒の前記開口部に対しその内側に配置されるグロメットと、そのグロメットと前記外筒内面との間に配置され、該グロメットよりも軟質の弾性材料で構成されるとともに、前記グロメットの外周面と前記外筒内面との間をシールする弾性シール部材とを備えていることを特徴とするセンサのリード線封止構造。
IPC (3件):
G01N 27/409 ,  G01N 27/419 ,  G01N 27/416
FI (3件):
G01N 27/58 B ,  G01N 27/46 327 H ,  G01N 27/46 331

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