特許
J-GLOBAL ID:200903022069205800

エステル交換によってポリカーボネートポリマーを調製する際に触媒の有効レベルを制御する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-339224
公開番号(公開出願番号):特開平10-251397
出願日: 1997年12月10日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 エステル交換反応によってポリカーボネートポリマーを製造するための触媒の有効レベルを決定するための方法。【解決手段】 この方法は既知量のエステル交換触媒の存在下において、芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルとの間の試験的な反応により生成された離脱基副生物(通常フェノール)の測定を含む。この副生物生成値を副生物参照値と比較して触媒の有効レベルを計算することができる。このデータを使用することによりポリカーボネートポリマーを製造する生産スケールの反応における触媒活性を効率的に制御することができる。
請求項(抜粋):
芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルとの間での離脱基副生物を生成するエステル交換反応によってポリカーボネートポリマーを調製するための触媒の有効レベルを決定する方法において、(a)前記離脱基副生物の沸点より低い温度において、溶融条件下で、そして既知量のエステル交換触媒の存在下において、前記芳香族ジヒドロキシ化合物および炭酸ジエステルの試験的な一部を反応させる工程、(b)離脱基副生物のレベルを測定する工程、および(c)前記芳香族ジヒドロキシ化合物と炭酸ジエステルとの間の少なくとも1つの検量反応から誘導された触媒の有効レベルを表す式中に、(i)工程(a)よる反応器中に存在する触媒の予め決定された量、および(ii)工程(b)で測定された副生物レベルと前記検量反応から予め決定された副生物参照値との間の差を含んだ1組の反応値を挿入して(ここに、触媒の有効レベルと離脱基副生物の量との間には関数関係がある)、触媒の有効レベルを計算する工程からなる方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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