特許
J-GLOBAL ID:200903022073608316
三次元流速分布測定装置および測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
守田 賢一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-233623
公開番号(公開出願番号):特開平10-062442
出願日: 1996年08月14日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 複雑な形状の流路や複雑な流れ部分の三次元流速分布を迅速かつ正確に測定することができ、安価かつコンパクトである。【解決手段】 透明材よりなる板体21A〜21Eが複数積層されて、三次元モデル流路を内部に形成している。シリンドリカルレンズ31から発したシート光Lは、水槽22を経て各板体21A〜21Eの端面から順次板体内へ入射する。シート光Lの入射に同期してビテオカメラ4で得たトレーサ画像は高速度VTR35に取り込まれる。流速分布演算装置38は、トレーサ画像より、各板体21A〜21Eの流路部における二次元流速分布を算出するとともに、これを各板体21A〜21Eの積層位置に対応した三次元座標位置に配し、二次元座標面に直交する所定間隔離れた二つの垂直面内での速度分布の相対的変化より、モデル流路内の三次元流速分布を算出する。
請求項(抜粋):
トレーサが混入した流体を流通させる三次元のモデル流路を内部に形成した、透明材よりなる流路形成体(2)と、前記流路形成体(2)に対してその端面の異なる位置へ順次シート光(L)を入射させる光入射手段(31,32)と、前記シート光(L)の入射方向と直交する方向より前記流路形成体(2)に向けて設けられた撮像手段(4)と、前記流路形成体(2)内へのシート光(L)の入射に同期して前記撮像手段(4)で得られる前記モデル流路の各流路部(N)のトレーサ画像を記憶する画像記憶手段(35)と、記憶されたトレーサ画像より、前記流路形成体(2)の各流路部(N)における流速分布を二次元座標面内の二次元流速分布として算出する二次元流速分布算出手段(36,37,101〜105)と、前記流路形成体(2)の各流路部(N)について算出された二次元流速分布を前記各流路部(N)の位置に対応した三次元座標位置に配して、二次元座標面に直交する所定間隔離れた二つの垂直面内での流速分布の相対的変化より、二次元座標面に直交する方向の流速分布を算出する三次元流速分布算出手段(37,106〜108)とを具備する三次元流速分布測定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01P 5/20 F
, G01P 5/22 K
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