特許
J-GLOBAL ID:200903022075979273

吊り引戸の揺動防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-009984
公開番号(公開出願番号):特開平11-210306
出願日: 1998年01月22日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 吊り引戸の揺動を防止するロック部材を確実に動作させる。【解決手段】 吊り引戸11の縦框部16に回動支持部材17を回動可能に組み付け、この回動支持部材17の下端部にロック部材19を固定すると共に、ロック部材19に対向して縦枠部15の側面に凹部20を形成する。回動支持部材17の下端と縦枠部15にそれぞれ異極の磁石25,27を対向させて固定し、回動支持部材17の上端と縦枠部15にそれぞれ同極の磁石26,28を対向させて固定する。吊り引戸11を閉鎖すると、磁石25,27間に発生する吸引力と、磁石26,28間に発生する反発力とが回動支持部材17を時計回り方向Fに回動するように作用し、ロック部材19が凹部20に嵌入すると共に、磁石25が磁石27に吸着され、吊り引戸11がロックされる。吊り引戸12の開放時には、スプリング24の引張力によってロック部材19が吊り引戸11内に引き込まれる。
請求項(抜粋):
出入口の上枠部側にスライド可能に吊り下げ支持された吊り引戸の揺動を防止する吊り引戸の揺動防止構造であって、前記吊り引戸の内部に設けられ、該吊り引戸の側面から出没するロック部材と、前記ロック部材を前記吊り引戸の内部に引き込むように付勢する付勢手段と、前記出入口の縦枠部に前記ロック部材に対向して形成された凹部と、前記吊り引戸の閉鎖時に前記ロック部材を前記付勢手段に抗して前記吊り引戸の側面から突出させて前記凹部に嵌入させる磁石とを備えていることを特徴とする吊り引戸の揺動防止構造。

前のページに戻る