特許
J-GLOBAL ID:200903022084947449

シリアル通信装置及びその異常検出方法ならびに記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-097443
公開番号(公開出願番号):特開2000-293395
出願日: 1999年04月05日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 ノイズ等の誤伝達による異常診断を、容易に且つ正確に行うことができるシリアル通信装置、その異常診断方法ならびに記録媒体を提供する。【解決手段】主局内での通信要求の有無に関わらず、従局からの通信要求信号がオンされている場合はステップS14で従局要求フラグがセットされているので、ステップS17にすすみ、一時的に移動させた通常通信実行前の従局からの返送情報を格納した上位4ビット部分の内容と通常通信実行後の従局からの返送情報を更新した下位4ビット部分の内容とがビット毎に比較され、ステップS18において全ての情報が一致したか否かが判別される。この判別で、情報内容の比較の結果、全て一致した場合は、従局情報内容の更新によって生じた通信要求信号に矛盾があるから、従局通信要求信号かシフト転送にノイズ等が入り込んだと考えられ、通常通信による情報交換は不成立と診断されて無効とされる。
請求項(抜粋):
一つの主局を中心に複数の従局を有する伝送路で構成され、前記主局が発するシリアル転送クロックに同期して当該主局から前記複数の従局への出力情報をシフト転送し、且つ前記シフト転送を利用して前記複数の従局から主局へ従局情報を返送することにより前記主局と前記複数の従局との情報交換を実行するためのシリアル通信を行うシリアル通信装置であって、前記複数の従局は、それぞれ、前記主局に返送する前記従局情報の内容が更新されたか否かを判別する更新判別手段と、前記更新判別手段により前記従局情報が更新されたと判別された場合に前記主局に対して通信要求信号を送信する通信要求信号送信手段とを備え、前記主局は、前記複数の従局へシフト転送する出力情報の内容が更新された場合または前記複数の従局のいずれかから送信されてきた通信要求信号を受信した場合に、前記シリアル通信を実行するシリアル通信実行手段を備えるシリアル通信装置において、前記主局は、前記複数の従局へシフト転送する出力情報の内容を記憶する出力情報記憶手段と、前記複数の従局から返送される従局情報の内容を記憶する入力情報記憶手段とを備え、前記入力情報記憶手段は、前記シリアル通信の実行前の従局情報の内容を記憶保持する第1入力情報記憶手段と前記シリアル通信の実行後の従局情報の内容を記憶保持する第2入力情報記憶手段と、前記シリアル通信の実行後に、前記第1入力情報記憶手段に記憶保持されている従局情報の内容と前記第2入力情報記憶手段に記憶保持されている従局情報の内容とをビット毎に比較する比較手段とから構成され、更に、前記主局は、前記実行されたシリアル通信が前記従局の前記通信要求信号送信手段から出力された通信要求信号により実行されたものであるか否かに応じて、前記比較手段による比較結果を判定する比較結果判定手段と、前記比較結果判定手段による判定の結果に基いて前記実行されたシリアル通信による情報交換が不成立であるか否かを診断する自己診断手段とを備えることを特徴とするシリアル通信装置。
IPC (3件):
G06F 11/22 310 ,  G06F 11/22 360 ,  H04L 29/14
FI (3件):
G06F 11/22 310 F ,  G06F 11/22 360 A ,  H04L 13/00 315 A
Fターム (14件):
5B048AA05 ,  5B048AA17 ,  5B048CC02 ,  5B048CC11 ,  5B048DD01 ,  5B048FF02 ,  5K035AA03 ,  5K035BB02 ,  5K035DD01 ,  5K035EE02 ,  5K035FF02 ,  5K035GG09 ,  5K035HH04 ,  5K035JJ01

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