特許
J-GLOBAL ID:200903022087228397

放電ランプの点灯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-121478
公開番号(公開出願番号):特開平11-317298
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 ランプの定電力制御を行なうに際し、放電ランプの始動時に定格電力よりも大きな電力を供給して放電ランプの始動直後から十分なランプ光量を確保しようとする場合に、放電ランプの製造誤差によっても始動特性が一律となるようにする。【解決手段】 マイコン回路21は、高圧放電ランプ7の安定点灯時の検出ランプ電圧を、毎点灯ごとにEEPROM29に記憶する。運転開始当初にランプ電圧が例えば68V以下のときは、高圧放電ランプ7に定格電力より大きな電力を供給するよう点灯回路5を制御する。この場合に、演算回路22のCPU26は、前回点灯の際の検出ランプ電圧をEEPROM29から読み込む。また、ROM27に記憶されているデータテーブルをルックアップする。そして、EEPROM29から読み込んだランプ電圧に応じて、高圧放電ランプ7の負荷特性を調整する。
請求項(抜粋):
放電ランプと;この放電ランプに電力を供給して点灯する点灯回路と;前記放電ランプのランプ電圧を検出する電圧センサと;前記放電ランプのランプ電流を検出する電流センサと;予め設定されている目標ランプ電力値を前記検出ランプ電圧で除算した商を目標ランプ電流値として、前記検出ランプ電流を調整するように前記点灯回路を制御する定電力運転制御手段と;前記放電ランプの安定点灯時の検出ランプ電圧を記憶する不揮発性記憶装置と;前記放電ランプの運転開始当初に検出ランプ電圧が所定程度低いときは前記放電ランプに定格電力より大きな電力を供給するよう前記点灯回路を制御し、また、このとき前記放電ランプの負荷特性が前記不揮発性記憶装置に記憶されている前回点灯時の前記検出ランプ電圧の値に応じたものとなるように調整する過電力運転制御手段と;を備えている放電ランプの点灯装置。

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