特許
J-GLOBAL ID:200903022090726900

耐酸エッチング性を有するカラー-クリアー複合コーティングを調製する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-221503
公開番号(公開出願番号):特開平10-174929
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 耐酸エッチング性を有するカラー-クリアー複合コーティングを調製する方法を提供すること。【解決手段】 カラー-プラス-クリアーコーティングシステムが開示されている。顔料を含有するまたはカラー-ベースコートは、最初に基材に付与され、次に透明トップコートがこのベースコートに付与される。透明トップコート組成物は、(1)複数のカルバメート官能基および/または尿素官能基を有する物質、および(2)アミノプラスト架橋剤を含有する架橋可能な組成物である。トップコート組成物は、改良された耐酸エッチング性を有する複合コーティングを与え、自動車のトップコートとして特に有用な複合コーティングを形成する。
請求項(抜粋):
基材に複合コーティングを付与する方法であって、着色された塗膜形成組成物を該基材へ付与してベースコートを形成する工程、および該ベースコートにクリアー塗膜形成組成物を付与して、該ベースコートの上に透明なトップコートを形成する工程を包含し、該クリアー塗膜形成組成物が、以下の(1)および(2)を含有することで特徴づけられ;(1)樹脂固形分の重量を基準として50〜90重量%のアクリルポリマーであって、以下の構造で表される複数の末端またはペンダント尿素基またはカルバメート基を有するアクリルポリマー:【化1】ここでXは、【化2】または-Oであり、そしてRは1〜6個の炭素原子を有するアルキルであり、またはRはXと結合して5員環または6員環の一部を形成する;および(2)樹脂固形分の重量を基準にして10〜50重量%の、メチロールおよび/またはメチロールエーテル基を含有するアミノプラスト架橋剤;該クリアー塗膜形成組成物が、該ペンダント基または末端基と該メチロールおよび/またはメチロールエーテル基との反応を通じて加熱することにより架橋可能であり;ここで、該ペンダント基または末端基のメチロールまたはメチロールエーテル基に対する当量比が0.5〜2:1であり、かつ架橋塗膜を形成するのに充分であり;該クリアー塗膜形成組成物が、該クリアー塗膜形成組成物の固形分重量を基準にして、N-メチロール基に関連したいかなる水酸基官能性も除いて、50未満の水酸基計算値を有し、その結果該ペンダント基または末端基と該メチロールおよび/またはメチロールエーテル基との該反応から生じるウレタンおよび/または尿素架橋を有する架橋コーティングが得られ;該クリアー塗膜形成組成物が、水を有さず、かつクリアー塗膜形成組成物の固形分重量を基準にして0の水酸基価計算値を有し、そして(i)カルバメート官能性アクリルおよび(ii)ヘキサメトキシラート化モノマーメラミンまたはそのカルバメート誘導体を含有するクリアー塗膜形成組成物を除く、方法。
IPC (8件):
B05D 7/24 302 ,  B05D 7/24 ,  C08G 73/00 ,  C09D133/06 ,  C09D161/28 ,  C09D167/00 ,  C09D179/00 ,  C09D201/02
FI (8件):
B05D 7/24 302 P ,  B05D 7/24 302 S ,  C08G 73/00 ,  C09D133/06 ,  C09D161/28 ,  C09D167/00 ,  C09D179/00 ,  C09D201/02

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