特許
J-GLOBAL ID:200903022093490044

二重化切替方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-065438
公開番号(公開出願番号):特開平5-268116
出願日: 1992年03月24日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、光/電気変換、電気/光変換で行う二重化された1対の光伝送装置A/Bで電源のオフ/オンによる相手側の装置への影響を防止する二重化切替回路を提供することを目的とする。【構成】 光伝送装置Aの送信部10を第1,第2の送信手段11,12と、クロック停止手段13と、切替制御手段14とで構成し、また、光伝送装置Bの受信部20を第1,第2の受信手段21,22と、断検出・切替制御手段23と制御遅延手段25と受信データ切替手段24とで構成し、また、逆方向の装置Bの送信部30、装置Aの受信部40についても同様の手段で構成して、送信部10,30からの送信は何れも運用系と非運用系とし、光伝送装置A/Bの電源断障害が発生して、その電源が復旧したとき、所定の時間の後、通信の運用系を電源断発生直前の運用系に戻すように構成する。
請求項(抜粋):
送信・受信共、0系と1系の2つの系で二重化され、対向で送受信する1対のうち、光伝送装置Aの送信部(10)には、データを送出する第1,第2の送信手段(11,12)を有し、また、光伝送装置Bの受信部(20)には、受信信号を受信して所定のデータを出力する第1,第2の受信手段(21,22)と、受信断を検出して受信データの切替制御を行う断検出・切替制御手段(23)を有し、また、逆回線も同様の機能を有して、データを送受信する伝送装置の二重化切替方法において、前記光伝送装置Aの送信部(10)には、前記第1,第2の送信手段(11,12)に対してクロックの供給を停止するクロック停止手段(13)と、該クロック停止手段(13)に制御信号を送出する切替制御手段(14)を設け、前記光伝送装置Bの受信部(20)には、前記断検出・切替制御手段(23)に受信データが停止している系を記憶する機能と、受信断や系が切替ったときの受信データを検出して対応した受信情報信号を出力する機能を備えると共に、該断検出・切替制御手段(23)からの該受信情報信号を受信して起動し、所定の時間、リセット信号を送出する保護タイマ設定手段(25)を設け、また、逆回線も同様の手段と機能を設け、前記光伝送装置Aの送信部(10)からの送信は、一方を運用系に、もう一方を非運用系とし、前記光伝送装置Aで電源断による回線断障害が発生し、その後、電源が復旧して、該光伝送装置Aの電源断発生直前の運用状態とは異なる運用状態になる場合は、前記断検出・切替制御手段(23)が検出して、逆回線を介して、前記光伝送装置Aの送信部(10)に通知して、通信の運用系を該光伝送装置Aの電源断発生直前の状態に戻すことを特徴とする二重化切替方法。
IPC (3件):
H04B 1/74 ,  H04B 10/02 ,  H04L 1/22

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