特許
J-GLOBAL ID:200903022101081302

窒素酸化物含有ガス濃縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-250497
公開番号(公開出願番号):特開平5-057143
出願日: 1991年09月03日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 自動車トンネルから排出される空気中に低濃度で含有される窒素酸化物(NOX)を除去するため、この排ガスの窒素酸化物を高効率で濃縮することができる装置を提供する。【構成】 窒素酸化物を吸着するハニカム構造のロータ1を回転駆動し、この回転の間に、低濃度窒素酸化物含有ガス(ゾーン1a)、高温の再生ガス(ゾーン1d)、高温のパージガス(ゾーン1c)及び冷却ガス(ゾーン1b)を順次ロータ1に通過させる。そして、このロータ1に窒素酸化物を一旦吸着させた後、脱着させることにより濃縮ガスを得る。この再生ガスは循環経路12を循環させ、循環経路12から一部抽出した濃縮ガスを脱硝塔18に供給する。
請求項(抜粋):
窒素酸化物の吸着体からなるハニカム構造のロータと、このロータをそのガス通過方向に平行の回転中心の周りに一方向に回転させる回転手段と、低濃度窒素酸化物含有ガスを前記ロータにその一端面から導入し窒素酸化物を吸着又は反応させて他端面から清浄ガスを排出させる低濃度窒素酸化物含有ガス供給手段と、前記ロータに再生ガスを循環供給する循環経路と、この循環経路内に配設され前記ロータに導入される再生ガスを加熱する第1加熱手段と、前記ロータにパージガスを供給するパージガス供給手段と、前記ロータに供給される前の前記パージガスを加熱する第2加熱手段と、前記ロータを通過したパージガスを前記循環経路の前記第1加熱手段の上流側に供給するパージガス供給経路と、前記循環経路から再生ガスの一部を濃縮ガスとして抽出する窒素酸化物濃縮ガス抽出手段と、を有し、前記ロータは、その回転中に、再生ガス通過ゾーン、パージガス通過ゾーン及び低濃度窒素酸化物含有ガス通過ゾーンの順に通過することを特徴とする窒素酸化物含有ガス濃縮装置。
IPC (2件):
B01D 53/34 129 ,  B01D 53/06

前のページに戻る