特許
J-GLOBAL ID:200903022110150759

2室容器入りビタミンB1配合栄養輸液剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-209701
公開番号(公開出願番号):特開平11-035471
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【構成】本発明は、連通可能な隔離手段により2室に区画された可撓性容器の第1室にブドウ糖及びビタミンB1を含み、電解質を含まない輸液を収容し、第2室にアミノ酸、電解質及び安定化剤を含む輸液を収容した2室容器入りビタミンB1配合栄養輸液剤である。【効果】本発明の2室容器入りビタミンB1配合栄養輸液剤は、臨床使用時において、誤操作、ガラス粉末の混入、雑菌汚染、異物混入等の危険性を避けることができ、かつ容易に混合することができる。更に、滅菌時の安定性及び長期間の保存安定性に優れ、混合後の安定性も良好であった。
請求項(抜粋):
連通可能な隔離手段により2室に区画された可撓性容器の第1室にブドウ糖及びビタミンB1を含み、電解質を含まない輸液を収容し、第2室にアミノ酸、電解質及び安定化剤を含む輸液を収容した2室容器入りビタミンB1配合栄養輸液剤であって、第1室及び第2室に収容されている輸液が下記成分を下記の組成範囲内で含有する輸液であり、第1室に収容されている輸液のpHが3.5〜5.0に調整されていることを特徴とする2室容器入りビタミンB1配合栄養輸液剤。 第1室 成 分 配合量(1L中) ブドウ糖 100 〜500 g ビタミンB1 1.25〜 12.5 mg 第2室 成 分 配合量(1L中) アミノ酸として L-イソロイシン 3.8 〜 12.3 g L-ロイシン 9.1 〜 16.8 g L-リジン 3.9 〜 15.6 g L-メチオニン 1.0 〜 15.2 g L-フェニルアラニン 0.3 〜 15.4 g L-スレオニン 2.5 〜 9.7 g L-トリプトファン 0.7 〜 4.1 g L-バリン 3.3 〜 17.1 g L-アルギニン 0 〜 20.5 g L-ヒスチジン 0 〜 7.5 g グリシン 0 〜 21.9 g L-アラニン 0 〜 11.5 g L-システイン 0 〜 1.4 g L-アスパラギン酸 0 〜 7.2 g L-グルタミン酸 0 〜 8.4 g L-プロリン 0 〜 12.8 g L-セリン 0 〜 5.6 g L-チロシン 0 〜 0.8 g 電解質として ナトリウム 15 〜 60 mM カリウム 0 〜 40 mM カルシウム 0 〜 15 mM マグネシウム 0 〜 12 mM リン 0 〜 15 mM 塩素 15 〜 60 mM 亜鉛 0 〜 30 μmol 安定化剤として 亜硫酸塩よりなる安定化剤 0.02〜 0.2 g
IPC (8件):
A61K 33/00 ,  A61K 9/08 ,  A61K 31/195 ,  A61K 31/51 ,  A61K 31/70 ,  A61K 33/06 ,  A61K 33/30 ,  A61K 33/42
FI (8件):
A61K 33/00 ,  A61K 9/08 J ,  A61K 31/195 ,  A61K 31/51 ,  A61K 31/70 ,  A61K 33/06 ,  A61K 33/30 ,  A61K 33/42
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 経静脈用輸液製剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-227097   出願人:ルセル森下株式会社

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