特許
J-GLOBAL ID:200903022110308522
発泡成形品の成形方法及び成形装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-102833
公開番号(公開出願番号):特開平9-286029
出願日: 1996年04月24日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 表皮がソリッド層と軟質発泡樹脂層との2層構造である場合に、キャビティ内で発生したガスを速やかにかつ確実に型外に逃がし、ガスの介在による表皮と基材との剥離を防止する。【解決手段】 表皮d1を軟質発泡樹脂層d3を上に向けた姿勢で型開き状態の下型にセットする。型開き状態で硬質発泡樹脂原料Rを表皮d1の軟質発泡樹脂層d3上に注入する。型締め状態で表皮d1の軟質発泡樹脂層d3の端末近傍に多孔質シール材15を当接させ、硬質発泡樹脂原料Rが発泡硬化する過程でキャビティ内を多孔質シール材15を介して真空引きし、硬質発泡樹脂原料Rが発泡膨張して多孔質シール材15に接触した後も所定時間真空引きを継続する。
請求項(抜粋):
樹脂製表皮の裏面に硬質発泡樹脂製基材が一体に成形され、上記表皮が表面側となるソリッド層と該ソリッド層の裏面に一体に成形された軟質発泡樹脂層とで構成された発泡成形品の成形方法であって、上記表皮を軟質発泡樹脂層を上に向けた姿勢で型開き状態の成形装置の下型にセットし、次いで、上記成形装置の上型を閉じて型締めした後又は型開き状態で硬質発泡樹脂原料を上記表皮の軟質発泡樹脂層上に注入し、その後、上記成形装置の型締め状態で上記表皮の軟質発泡樹脂層の端末近傍に多孔質シール材を当接させ、上記硬質発泡樹脂原料が発泡硬化する過程でキャビティ内を上記多孔質シール材を介して真空引きし、上記硬質発泡樹脂原料が発泡膨張して多孔質シール材に接触した後も所定時間真空引きを継続することを特徴とする発泡成形品の成形方法。
IPC (6件):
B29C 39/10
, B29C 33/10
, B29C 39/12
, B29C 39/26
, B29K105:04
, B29L 9:00
FI (4件):
B29C 39/10
, B29C 33/10
, B29C 39/12
, B29C 39/26
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