特許
J-GLOBAL ID:200903022113747381

スケール密着性がよく、ヤング率の高い構造用厚鋼板及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-308740
公開番号(公開出願番号):特開平6-073504
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 スケール密着性がよく、ヤング率の高い構造用厚鋼板を提供する。【構成】 Ac3 °C以上から圧延を開始した構造用鋼の鋳片をAr3 点未満で圧下率50%以上の2相域圧延を行う工程において、鋼板平均温度1200°C〜Ar1 °Cの間で冷却時間と総圧延時間との関係が冷却時間/総圧延時間>0.2を満足し、表面の冷却速度が2°C/秒以上の冷却速度で冷却を行いながら圧延する。【効果】 鋼板の表面に厚みが10μm以下でかつFe3 O4 の組成比が70%以上のスケールを有し、更に集合組織コロニーのアスペクト比が10以上である組織を有し、圧延方向に対し直角方向のヤング率が23000kgf/mm2 以上である構造用厚鋼板を生産性よく安定して製造できる。この鋼板はスケール密着性がよい。
請求項(抜粋):
鋼板の表面に厚みが10μm以下でかつFe3 O4 の組成比が70%以上のスケールを有し、更に集合組織コロニーのアスペクト比が10以上である組織を有し、圧延方向に対し直角方向のヤング率が23000kgf/mm2以上であることを特徴とするスケール密着性がよく、ヤング率の高い構造用厚鋼板。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02

前のページに戻る