特許
J-GLOBAL ID:200903022127762804

X線CTシステム及びその操作コンソール及び制御方法及び記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-374922
公開番号(公開出願番号):特開2001-187048
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 マルチスライスX線CTシステムを利用したヘリカルスキャンが実現でき、しかも、高精度のX線断層像を再構成する。【解決手段】 X線検出器が2列のX線検出アレイA、Bで構成され、X線管のX線照射角がπ/3になっている構成において、被検者の心臓のX線断層像をヘリカルスキャンする場合、ガントリの2/3周回動するに要する時間を、心臓の1鼓動周期に合わせ、2/3周回動する際のZ軸方向への被検体をX線検出アレイの幅だけ移動するよう、ガントリの回転速度及び被検体の乗せたテーブルの搬送速度を制御する。そして、X線検出アレイA,Bが、1鼓動分の時間差でもって、それぞれπ/3の回動期間を分担して得られた信号を用いることで、X線断層像を再構成する。
請求項(抜粋):
互いに対向する位置に設けられたX線管と、被検体の体軸方向に配される複数列のX線検出アレイで構成されるX線検出器とを回動させ、前記X線管と前記X線検出器の間に位置する、被検体の周期的運動する部位のX線断層像を生成するX線CTシステムであって、前記X線管及びX線検出器の回動によるX線断層像を再構成するに必要な信号を得るための回動角範囲を前記複数のX線検出アレイの数で等分割した際における各部分回動角範囲を、夫々の検出アレイが前記部位の運動の周期Tの時間差で検出するよう前記X線管及び前記X線検出器の回動速度を設定する第1の設定手段と、前記周期Tに対し、前記X線検出器が有する各X線検出アレイの前記被検体の搬送方向の厚さに応じた距離を移動させるための速度を設定する第2の設定手段と、前記第1、第2の設定手段で設定された回動速度及び搬送速度でスキャン動作を行わせる制御手段とを備え、該制御手段の制御によって得られた前記複数の検出アレイのそれぞれの部分回動範囲のデータを用いてX線断層像を像再構成することを特徴とするX線CTシステム。
IPC (4件):
A61B 6/03 321 ,  A61B 6/03 323 ,  A61B 6/03 331 ,  A61B 6/03 370
FI (4件):
A61B 6/03 321 Q ,  A61B 6/03 323 A ,  A61B 6/03 331 ,  A61B 6/03 370 B
Fターム (12件):
4C093AA22 ,  4C093BA03 ,  4C093BA07 ,  4C093CA02 ,  4C093CA37 ,  4C093DA02 ,  4C093EA02 ,  4C093EB18 ,  4C093ED07 ,  4C093FA54 ,  4C093FA56 ,  4C093FF50
引用特許:
審査官引用 (2件)

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