特許
J-GLOBAL ID:200903022135639795

流体圧シリンダの組立て方法及びそれに用いる治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-073901
公開番号(公開出願番号):特開平5-272512
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ストロークの長い流体圧シリンダを軸方向に複数に分割して製造しておき、これを組立てる場合の組立て作業を容易、確実かつ能率よく行えるようにする。【構成】各シリンダ構成体21,24に連結用のフランジ部22a,25aを設け、各プランジャ構成体23,26に雄ねじ部23a又は雌ねじ部26aを形成し、チューブ構成体22,25に対してプランジャ構成体23,26を相対回転不能に拘束し、シリンダ構成体21,24を同軸状に配置する。フランジ部22aのボルト挿通孔22bにチューブ回転用治具30を取付け、シリンダ構成体21を回転させプランジャ構成体23,26をねじ結合させる。治具30を取り外すと共にチューブ構成体22,25とプランジャ構成体23,26との拘束を解き、対向するフランジ部22a,25aをボルト締結してチューブ構成体22,25を互いに連結する。
請求項(抜粋):
シリンダチューブ内にプランジャが収納されてなる流体圧シリンダを軸方向で複数に分割し、分割したそれぞれの部分をチューブ構成体内にプランジャ構成体が設けられたシリンダ構成体とした後、各シリンダ構成体を必要時に連結して流体圧シリンダを組み立てる方法において、各チューブ構成体の外周面端部に、複数のボルト挿通孔を有した連結用のフランジ部を設け、各プランジャ構成体の端部に、互いにねじ結合可能な雌ねじ部又は雄ねじ部を形成しておき、各シリンダ構成体について、チューブ構成体に対してプランジャ構成体を相対回転不能に拘束し、2個のシリンダ構成体を、各プランジャ構成体の雌ねじ部側端部と雄ねじ部側端部とが対向するように同軸状に配置し、少なくとも一方のシリンダ構成体に対し、そのチューブ構成体におけるフランジ部のボルト挿通孔にチューブ回転用の治具を取り付け、チューブ回転用の治具によりシリンダ構成体を回転させて2個のプランジャ構成体を互いにねじ結合させ、シリンダ構成体からチューブ回転用の治具を取り外すとともに、必要に応じて各シリンダ構成体におけるチューブ構成体とプランジャ構成体との拘束を解き、対向するフランジ部をボルト締結して2個のチューブ構成体を互いに連結することを特徴とする流体圧シリンダの組立て方法。
IPC (3件):
F15B 15/14 325 ,  B66B 9/04 ,  F15B 15/14 335
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-273068

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