特許
J-GLOBAL ID:200903022135874301

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-085370
公開番号(公開出願番号):特開2004-291759
出願日: 2003年03月26日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】電動モータにより駆動される圧縮機および蓄冷材を備え、エコラン制御機能とともにプレ空調機能を有する車両用空調装置において、プレ空調時の消費電力低減を図る。【解決手段】電動モータにより駆動される圧縮機および蒸発器と、蒸発器を通過した冷風により冷却されて凝固する蓄冷材とを備え、停車時にエンジンを停止させるエコラン制御時に、車両走行中に蓄冷された蓄冷材により送風空気を冷却可能にした車両用空調装置において、遠隔操作により乗員乗車前に車室内を冷房するプレ空調の開始後において、車室内温度が所定の目標温度に達したと判定される第1時点までは、電動モータを作動させて蒸発器で送風空気を冷却するエアコンモードによるプレ空調を実行する。そして、第1時点からは、電動モータを停止させて蓄冷材で送風空気を冷却する放冷モードによるプレ空調を実行する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
少なくとも車両走行エンジンにより充電可能なバッテリ(3)を電源として作動する電動モータ(2)と、 前記電動モータ(2)により駆動される圧縮機(1)と、 前記圧縮機(1)を有する冷凍サイクル(R)に設けられ、車室内へ送風される送風空気を冷却する蒸発器(9)と、 前記蒸発器(9)を通過した冷風が当たるように配置され、前記冷風により冷却されて凝固する蓄冷材(41)とを備え、 停車時に前記エンジンを停止させるエコラン制御時に、車両走行中に蓄冷された蓄冷材(41)により前記送風空気を冷却可能にした車両用空調装置において、 遠隔操作により乗員乗車前に車室内を冷房するプレ空調が実行可能になっており、 前記プレ空調開始後において、車室内温度が所定の目標温度に達したと判定される第1時点までは、前記電動モータ(2)を作動させて前記蒸発器(9)で前記送風空気を冷却するエアコンモードによるプレ空調を実行し、 前記第1時点からは、前記電動モータ(2)を停止させて前記蓄冷材(41)で前記送風空気を冷却する放冷モードによるプレ空調を実行させることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H1/00 ,  B60H1/32
FI (2件):
B60H1/00 101Z ,  B60H1/32 621Z

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