特許
J-GLOBAL ID:200903022138768766

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-034538
公開番号(公開出願番号):特開平5-203037
出願日: 1992年01月23日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 低速段から中速段を飛び越して高速段へ切り換える2段変速時の2段ショックを解消でき、応答性と信頼性を確保し得る自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 少なくとも、低速段、中速段、高速段の3つの変速段に亙って変速可能な変速機構を備え、変速機構の1つの回転要素が低速段と高速段との切り換えにより回転方向が逆転するように構成してなる自動変速機において、低速段から高速段へ2段変速するとき、低速段から中速段へ切り換えるとともに、高速段において締結されるクラッチK1の油圧を締結直前の油圧Paに設定して所定時間保持し、その後クラッチK1の油圧を締結圧Pbに設定する。これにより、2段ショックを解消し、高速段への切り換えの応答性とクラッチK1の信頼性を確保することが出来る。
請求項(抜粋):
少なくとも低速段、中速段、高速段の3つの変速段に亙って切り換え可能な変速機構を備え、変速機構の1つの回転要素が低速段と高速段との切り換えにより回転方向が逆転するように構成してなる自動変速機において、前記低速段から高速段に変速する2段変速であることを検知する検知手段と、前記検知手段の出力を受けて、2段変速時に中速段達成用の摩擦締結要素を締結側に制御するとともに高速段達成用の摩擦締結要素の油圧を締結直前の圧力に制御し、その後前記油圧を所定の締結圧まで上昇させる油圧制御手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/04 ,  F16H 59:68
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-125168
  • 特開平2-180362

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