特許
J-GLOBAL ID:200903022138805688

ブラインドビーム形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-253310
公開番号(公開出願番号):特開平10-098323
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 高速収束し、かつ深いNullを形成する。【解決手段】 素子1-1〜1-Lの受信出力をサンプリングし(3)、スナップショットベクトル4を得、これを重み付け合成して(6,8)シンボルタイミングnのアレー出力Yn を得、これを振幅制限した信号Yn /|Yn |を得(9)、これと、その1シンボル遅延し(11)、複素共役演算した信号14とを乗算し(15)、タイミングnとn-1との間の位相変化信号を得、これを位相検波し(17)、検波出力Δφn と対応する最も確らしい複素数exp(jΔφn)とYn-1 /|Yn-1 |を乗算して(19)基準信号を得、これとYn との差の二乗が最小になるように適応アルゴリズムプロセッサ23で重みベクトル6-1〜6-Lを更新する。
請求項(抜粋):
複数のアンテナエレメントを持つ無線通信用アダプティブアレー装置のビーム形成方法において、上記アンテナエレメントの各々の受信信号をサンプリングしてスナップショットベクトルを得る過程と、上記スナップショットベクトルを重み付け合成してシンボルタイミングnにおけるアレー出力Yn を得る過程と、上記重み付け合成された信号を振幅制限してYn /|Yn |を得る過程と、上記振幅制限された信号を1シンボル遅延させてYn-1 /|Yn-1 |を得る過程と、上記振幅制限された二つの信号サンプルYn /|Yn |とYn-1 /|Yn-1 |の間の位相変化Δφn を検出する過程と、上記検出された位相変化Δφn に相当する複素数値exp{jΔφn }を上記1シンボル遅延信号サンプルYn-1 /|Yn-1 |に乗算して参照信号exp{jΔφn }Yn-1 /|Yn-1 |を得る過程と、上記シンボルタイミングnにおけるアレー出力Yn と上記参照信号exp{jΔφn }Yn-1 /|Yn-1 |との差の二乗平均:【数1】を最小とするように上記重みベクトルを制御する過程とを有することを特徴とするブラインドビーム形成方法。
IPC (2件):
H01Q 3/26 ,  H01Q 21/22
FI (2件):
H01Q 3/26 C ,  H01Q 21/22

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