特許
J-GLOBAL ID:200903022141937447

リン酸カルシウム系薬物徐放体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-248774
公開番号(公開出願番号):特開平6-228011
出願日: 1992年08月25日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 生体硬組織内に、より強固に結合、維持され、更には薬物の放出速度を容易に制御せしめて、より有効な徐放性効果を得ることのできる薬物徐放体及びその製造方法を提供すること。【構成】 リン酸四カルシウムとリン酸水素カルシウム若しくはその二水和物とを、Ca/Pモル比がハイドロキシアパタイト組成となるように、配合してなる自己硬化性リン酸カルシウム系セメント組成物を、薬物を保持する基材として用い、またそのようなリン酸カルシウム系セメント組成物に対して、0.1〜0.3ミリモル/lの濃度のリン酸水溶液を、25〜70重量%の範囲内にて、添加、練合して、硬化せしめることによって、得られる硬化体の空隙率を20〜60%に制御し、該硬化体に保持される薬物の放出速度を制御するようにした。
請求項(抜粋):
薬物を保持する基材として、リン酸四カルシウムとリン酸水素カルシウム若しくはその二水和物とを、Ca/Pモル比がハイドロキシアパタイト組成となるように、配合してなる自己硬化性リン酸カルシウム系セメント組成物を用いたことを特徴とするリン酸カルシウム系薬物徐放体。
IPC (2件):
A61K 47/02 ,  A61K 9/00

前のページに戻る