特許
J-GLOBAL ID:200903022143630543

クリーニング機構を備えた磁気ヘッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-058481
公開番号(公開出願番号):特開平6-274841
出願日: 1993年03月18日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で、磁気テープの再生を適切に行わせること。【構成】 磁気ヘッド20が磁気テープ42に接触する以前に、駆動部材50の駆動力によって清掃部材31Aが駆動され、ブラシ33によって磁気ヘッド20のヘッド面が摺擦され、ヘッド面の摺擦が終了すると、駆動部材50が清掃部材31Aをヘッド取付け台10の待避凹部15に清掃部材31Aのブラシ33を取り付けている垂下部32を待避させる。この状態では、垂下部32が磁気ヘッド20のヘッド面より内側に位置する。【効果】 テープ走行時においては清掃部材31Aの垂下部32が磁気テープ42に接触しないので、磁気テープ42に傷が付いてしまったり、摩擦によるワウフラッタの発生もなくなる。磁気ヘッド20のヘッド面に磁気シールド部材を配設した場合、磁気ヘッド20のヘッド面には磁気シールド部材の厚み分が増加されるだけであるから、テープ走行窓41への磁気ヘッド20の挿入が可能となる。
請求項(抜粋):
磁気テープに対して情報の記録再生を行う磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを装着固定する装着部及び前記磁気テープのテープガイド部を有したヘッド取付け台と、前記磁気ヘッドのヘッド面を摺擦する清掃部材と、前記ヘッド取付け台の前記磁気ヘッドの装着部から外れた位置に設けられ、テープ走行時にて前記清掃部材を待避させる待避部と、前記清掃部材に対して摺擦動作を行わせるとともに、前記テープ走行時においては前記清掃部材を前記待避部に待避させる駆動手段とが具備されていることを特徴とするクリーニング機構を備えた磁気ヘッド装置。

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