特許
J-GLOBAL ID:200903022162662120

廃水処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-146220
公開番号(公開出願番号):特開平9-001184
出願日: 1995年06月13日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】廃水の硝化処理と脱窒処理を同じ処理槽内で行うことができ、設備のコンパクト化を図ることができると共に、処理水中の窒素成分を低減する。【構成】処理槽12内に少なくとも硝化菌が固定化された担体24と活性汚泥22を共存させた状態で処理槽12内にエアを曝気し、担体24や活性汚泥22を好気性状態の下で流動させながら廃水と接触させる。次に、曝気を停止した後、担体24と活性汚泥22の比重差を利用して担体24が沈降し活性汚泥22が浮遊するように処理槽12内を攪拌機16で攪拌しながら処理槽12内を脱気し、活性汚泥が嫌気性状態の下で硝化液と接触するようにする。そして、廃水の水質に応じて硝化処理と酸化・脱窒処理を同じ処理槽12内で1回以上行う。
請求項(抜粋):
窒素成分を含む有機性廃水が流入する処理槽内に、活性汚泥と、少なくとも硝化菌が固定化されると共に比重が前記活性汚泥より大きくなるように形成された担体とを共存させ、前記処理槽内に曝気して前記処理槽内に好気性状態を形成すると共に前記担体と前記活性汚泥を流動させて前記廃水と接触させることにより廃水中のアンモニア態窒素成分の硝化を行う硝化処理と、前記曝気を停止した後、前記担体と前記活性汚泥の比重差を利用して前記担体が沈降し前記活性汚泥が浮遊するように前記処理槽内を攪拌しながら前記処理槽内を脱気し、活性汚泥と前記硝化処理された廃水とを嫌気性状態で接触させることにより廃水中の有機物の酸化と硝酸態窒素成分の脱窒を行う酸化・脱窒処理と、を同じ処理槽内で1回以上行うことを特徴とする廃水処理方法。
IPC (3件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/08 ZAB ,  C02F 3/30 ZAB
FI (3件):
C02F 3/34 101 D ,  C02F 3/08 ZAB A ,  C02F 3/30 ZAB B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-033593

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