特許
J-GLOBAL ID:200903022170291041

液晶素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 敬介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-083573
公開番号(公開出願番号):特開2000-275616
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 実用的な明るさを有し、高速応答且つ階調制御が可能で、複雑な回路を用いることなく動画質の向上した液晶素子を提供する。【解決手段】 降温時に等方相-コレステリック相-カイラルスメクチック相の相転移系列を示すカイラルスメクチック液晶を、少なくとも一方に一軸配向処理を施した一対の基板間に狭持し、電圧印加及び第二の極性の電圧印加で単安定状態を、第一の極性の電圧印加で液晶分子がチルトして第一の透過率を示すように配向させ、特定のヒステリシス特性或いはイオン量を有し、1フレームを上記第一の極性の電圧印加期間と該期間以上の長さの第二の極性の電圧印加期間に分割して、上記単安定状態において示される透過率と上記第一の透過率の最大値との間で階調表示を行う素子とする。
請求項(抜粋):
複数画素を個々に制御して画像を表示する液晶素子であり、カイラルスメクチック液晶と、該液晶を狭持して対向すると共に少なくとも一方の液晶との界面に一軸配向処理が施された一対の基板と、画素毎に液晶を駆動する電極と、少なくとも一方の基板の外側に配置した偏光板とを備えた液晶素子であって、電圧無印加時には、上記液晶の平均分子軸が単安定化された第一の状態を示し、第一の極性の電圧印加時には、上記液晶の平均分子軸が印加電圧値に応じた角度で上記第一の状態から一方の側にチルトし、上記第一の極性とは逆極性の第二の極性の電圧印加時には、上記液晶の平均分子軸は上記単安定化された第一の状態を維持し、素子の最小透過率を0%、最大透過率を100%とした時、三角波印加時における電圧-透過率曲線において、第一の極性の電圧印加時における下記γ値が3以上で、下記ヒステリシスパラメータ値Tdiff[%]が50%以下であり、γ=V95%/V5%V5%:透過率が0%の液晶に印加して透過率が5%に達する電圧V95%:透過率が0%の液晶に印加して透過率が95%に達する電圧Tdiff=Td-TuTu[%]:下記VuとVdの平均電圧を透過率が0%の液晶に印加した時の透過率Td[%]:下記VuとVdの平均電圧を透過率が100%の液晶に印加した時の透過率Vu:透過率が0%の液晶に印加して透過率が50%に達する電圧Vd:透過率が100%の液晶に印加して透過率が50%に達する電圧1フレームが少なくとも2つのフィールドに分割され、第一のフィールドにおいて画素毎に表示情報に応じた値の第一の極性の電圧を印加して画像を表示し、1フレームの残りのフィールドにおいては画素毎に第二の極性の電圧を印加し、上記第二の極性の電圧を印加する期間をF2、上記第一の極性の電圧を印加する期間をF1とした時、F2≧F1と設定されていることを特徴とする液晶素子。
IPC (5件):
G02F 1/133 560 ,  G02F 1/133 575 ,  G02F 1/1337 510 ,  G09G 3/20 621 ,  G09G 3/36
FI (5件):
G02F 1/133 560 ,  G02F 1/133 575 ,  G02F 1/1337 510 ,  G09G 3/20 621 B ,  G09G 3/36
Fターム (39件):
2H090KA13 ,  2H090LA04 ,  2H090MA02 ,  2H090MA10 ,  2H093NA16 ,  2H093NA52 ,  2H093NA61 ,  2H093NC34 ,  2H093NC38 ,  2H093ND06 ,  2H093ND32 ,  2H093ND47 ,  2H093NF16 ,  2H093NG02 ,  2H093NG12 ,  5C006AA01 ,  5C006AA14 ,  5C006AA22 ,  5C006AF44 ,  5C006BA13 ,  5C006BB12 ,  5C006BB16 ,  5C006FA11 ,  5C006FA56 ,  5C006GA02 ,  5C006GA03 ,  5C006GA04 ,  5C080AA10 ,  5C080BB05 ,  5C080DD04 ,  5C080DD08 ,  5C080EE19 ,  5C080EE29 ,  5C080FF11 ,  5C080FF12 ,  5C080JJ02 ,  5C080JJ04 ,  5C080JJ05 ,  5C080JJ06

前のページに戻る