特許
J-GLOBAL ID:200903022173417127

炭素鋼材等における肉盛り溶接法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-064398
公開番号(公開出願番号):特開平6-269934
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 炭素鋼材等における肉盛り溶接法に係り、応力除去焼鈍ができないような部品等に肉盛り溶接を施した場合に、溶接工程の実施と同時に熱影響部の硬化域を確実に軟化処理して、肉盛り溶接部近傍からの欠陥発生を防止する。【構成】 母材の被肉盛り部の上に複数の溶接ビードを重畳させて肉盛り層を形成する溶接法を実施する場合に、肉盛り層における第1の溶接ビードをノンフィラー溶接とし、第2の溶接ビード以下をフィラー有り溶接とするとともに、第2の溶接ビード形成時の溶接入熱量を、第1の溶接ビード形成時の溶接入熱量以上に設定し、硬化域を順次軟化域に移行させる。
請求項(抜粋):
母材の被肉盛り部の上に複数の溶接ビードを重畳させて肉盛り層を形成する溶接法であって、該肉盛り層における第1の溶接ビードをノンフィラー溶接とし、第2の溶接ビード以下をフィラー有り溶接とするとともに、第2の溶接ビード形成時の溶接入熱量を、第1の溶接ビード形成時の溶接入熱量以上に設定することを特徴とする炭素鋼材等における肉盛り溶接法。

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