特許
J-GLOBAL ID:200903022175006140

受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052554
公開番号(公開出願番号):特開平8-251044
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル変調された信号を、局部発振器の位相雑音特性と中間周波信号の搬送波対雑音比に応じて最適に受信できる受信装置を提供する。【構成】 位相雑音検出回路13は、中間周波信号の位相雑音を決定する第1局部発振器3の位相雑音を検出する。C/N検出回路11は、中間周波信号の搬送波対雑音比を検出する。搬送波再生特性制御回路14は、第1局部発振器3の位相雑音と搬送波対雑音比とから、復調されたI、Q各ベースバンド信号に含まれる位相ジッタ電力量を最小にする可変利得直流増幅器25の利得を求め、位相ジッタ電力量が最小となるよう可変利得直流増幅器25の利得制御を行なう。【効果】 受信装置の構成回路や地理的条件などによる受信条件の異なる場合においても、常に最適な受信が可能な受信装置が提供できる。
請求項(抜粋):
受信信号を局部発振器の出力信号と混合し中間周波信号に周波数変換する周波数変換回路と、前記中間周波信号と基準搬送波信号とを乗じてベースバンド信号を得る乗算器と、前記ベースバンド信号から変調成分を除去して基準搬送波を再生し、その搬送波再生特性を制御信号により可変可能な基準搬送波再生回路と、前記中間周波信号の搬送波対雑音電力比を検出するC/N検出回路と、前記周波数変換に用いる前記局部発振器の位相雑音を検出する位相雑音検出回路と、前記C/N検出回路の出力信号と前記位相雑音検出回路の出力信号とから前記ベースバンド信号の位相ジッタ量を最小とする前記基準搬送波再生回路のパラメーターを演算し、前記基準搬送波再生回路の特性を変える前記制御信号を前記基準搬送波再生回路に出力する搬送波再生特性制御回路とを備えることを特徴とする受信装置。
IPC (2件):
H04B 1/10 ,  H04B 1/26
FI (2件):
H04B 1/10 Q ,  H04B 1/26 A

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