特許
J-GLOBAL ID:200903022175417515

2芯筆記具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田原 寅之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-348187
公開番号(公開出願番号):特開平9-169197
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】シャープペンシルで筆記するときのみノック釦釦が突出して高級感のある2芯筆記具を提供する。【解決手段】シャープペンシル鉛筆芯繰出用のノック部材4の先端にノックカム41を形成し、ノックカムの先端は作動子31を前進させる突出カム5の先端よりも前方に位置させてノック部材に嵌着されたノック釦42の先端縁を後軸の尾端縁に当接させ、レフィール先端の筆記体が軸筒の先端開口から突出したときのみに、ノックカムが後退してその先端が突出カムの先端と同一位置となり、ノック釦の先端縁が軸筒の尾端縁から離間してノック可能になるようにする。
請求項(抜粋):
回転可能に連結された前軸と後軸からなる軸筒内にシャープペンシルとボールペンの2本のレフィールが配置され、前軸に対して後軸を回転させると、後軸内に配置された山型の傾斜縁からなる突出カムが、レフィールの尾端に当接したシャープペンシル作動子とボールペン作動子を選択的に前進させていずれかのレフィール先端の筆記体が軸筒の先端開口から突出し、突出カム先端の係止部が作動子の尾端に係止することによって筆圧を受け止める2芯筆記具において、シャープペンシル鉛筆芯繰出用のノック部材が先端方向に弾発された状態で後軸内に配置され、ノック部材の先端部に、突出カムよりも勾配の大きな山型の傾斜縁からなり、シャープペンシル作動子に衝合するノックカムが形成され、いずれのレフィールも軸筒内に収納されているときは、ノックカムの先端は突出カム先端の係止部よりも前方に位置するとともに、ノック部材に嵌着されて軸筒の外部に位置するノック釦の先端縁が後軸の尾端縁に当接し、シャープペンシルレフィール先端の筆記体が軸筒の先端開口から突出して突出カム先端の係止部がシャープペンシル作動子の尾端に係止するときは、ノックカムの先端もシャープペンシル作動子の尾端に係止して突出カム先端の係止部とノックカムの先端が同一位置となり、ノック釦の先端縁が後軸の尾端縁から離間してノック可能になり、ボールペンレフィール先端の筆記体が軸筒の先端開口から突出して突出カム先端の係止部がボールペン作動子の尾端に係止するときは、ノックカムの先端はボールペン作動子の尾端より前方に前進してノック釦の先端縁が後軸の尾端縁に当接していることを特徴とする2芯筆記具。
IPC (3件):
B43K 24/18 ,  B43K 21/00 ,  B43K 21/16
FI (3件):
B43K 24/18 E ,  B43K 21/00 D ,  B43K 21/16 D

前のページに戻る