特許
J-GLOBAL ID:200903022183706658

炭素-繊維-強化炭素の黒鉛化複合材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-531802
公開番号(公開出願番号):特表平10-502214
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】本発明に係る黒鉛化複合材は、溶媒、熱硬化性樹脂及びカーボン・フィラーのマトリクス内にカーボン・ファイバ・フェルト埋め込み、この複合材を硬化し、その後に、硬化された複合材の炭化及び黒鉛化を行うことで、セパレータ・プレート70として使用可能な黒鉛化複合材が得られる。この黒鉛化複合材は、燃料セル・スタック内で、実質的に水素と酸素との混合及び/又は電解質の損失を防ぐ。黒鉛化された複合材を、黒鉛化された積層板としてもよい。
請求項(抜粋):
黒鉛化複合材の製造方法であって、 溶媒、熱硬化性樹脂及びカーボン・フィラーのマトリクス内に埋め込まれたカーボン・ファイバ・フェルトを含む未硬化複合材を形成するステップと、 前記未硬化複合材から溶媒を実質的にすべて除去するステップと、 前記未硬化複合材に圧力及び熱をかけることで、圧縮及び硬化された複合材を得るステップと、 前記圧縮及び硬化された複合材を第一の温度にまで加熱することで炭化複合材を製造し、これにより前記カーボン・ファイバ、前記カーボン・フィラー及び前記樹脂がそれぞれ実質的に炭化されるステップと、 前記炭化複合材を上記第一の温度よりも高い第二の温度にまで加熱して黒鉛化複合材を得て、これにより、前記黒鉛化複合材は、実質的にガス及び液体に対して不透過性となるステップと、 を有することを特徴とする方法。
IPC (3件):
H01M 8/02 ,  C04B 35/52 ,  C04B 35/83
FI (3件):
H01M 8/02 B ,  C04B 35/54 D ,  C04B 35/52 E

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