特許
J-GLOBAL ID:200903022183948147

音響処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-007185
公開番号(公開出願番号):特開平10-210600
出願日: 1997年01月20日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 マルチチャンネルの音声信号の低域分配をする音響処理回路において、制御と振幅マージンの確保が容易で、音質劣化の少ないものにすること。【解決手段】 Lch、Rchの音声信号をD/A変換器5L,5Rでアナログ信号に変換して加算器7L,7Rに入力する。Cch、LSch、RSchの音声信号はHPF1C,1LS,1RSで低域成分を抜き、D/A変換器5C,5LS,5RSによりアナログ信号に変換する。また、Cch、LSch、RSch、LEFの音声信号は、係数乗算器2C〜2LFにて1/4に減衰させて加算器3で合成する。この合成信号をLPF4に通し、低域合成音声信号を生成する。この合成信号を係数乗算器6で4α倍に増幅して加算器7L、7Rに与える。こうするとディジタル回路部の信号レベルはMSBを越えなくなる。
請求項(抜粋):
1個の低域専用チャンネルとn個(n>1)の独立した複数のチャンネルから、m(m<n)個の特定チャンネルのディジタル音声信号の低域成分を抽出し、帯域制限の受けない(n-m)個のチャンネルの内いずれかのチャンネルに前記低域成分を分配する音響処理回路であって、前記m個の特定チャンネルのディジタル音声信号を入力し、遮断周波数fcより高域成分を通過させるm個のハイパスフィルタと、前記m個の特定チャンネルのディジタル音声信号を入力し、乗算係数a(0<a<1)で乗算するm個の第1係数乗算器と、前記低域専用チャンネルのディジタル音声信号を入力し、前記乗算係数aで乗算する第2係数乗算器と、前記m個の第1係数乗算器の各出力と前記第2係数乗算器の出力とを加算して合成音声信号を生成する第1加算器と、前記第1加算器の合成音声信号を入力し、前記遮断周波数fcより低域成分を通過させるローパスフィルタと、前記m個のハイパスフィルタに接続されていない(n-m)個のチャンネルのディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する(n-m)個の第1D/A変換器と、前記m個のハイパスフィルタの出力するディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するm個の第2D/A変換器と、前記ローパスフィルタの出力するディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する第3D/A変換器と、前記第3D/A変換器のアナログ音声信号を乗算係数bで乗算する第3係数乗算器と、前記第3係数乗算器の出力と前記第1D/A変換器の出力とを加算する(n-m)個の第2加算器と、を具備することを特徴とする音響処理回路。
FI (3件):
H04S 5/02 Y ,  H04S 5/02 K ,  H04S 5/02 L

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