特許
J-GLOBAL ID:200903022187565960

船舶のビルジ水分離・回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-279912
公開番号(公開出願番号):特開平6-127466
出願日: 1992年10月19日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構造で油水が分離でき、使用環境の過酷な船舶内で長期間使用できる船舶のビルジ水分離・回収装置の提供。【構成】 ビルジポンプ2と、分離容器3と、その上部内周壁に沿って設置された散布管4と、その下方に昇降自在に設置された傘状ピストン5と、該ピストンの昇降装置6と、前記ピストン中心部の油排出口53に連結した排油管22と、前記分離容器3の底に連結された開閉弁24付き排水管23とからなり、ビルジポンプ2で汲み上げたビルジ水を散布管4から散布し、分離容器3内で水と油とを分離し、油は、排水管23の開閉弁24を開けるとともにピストン5を下方に移動させてビルジ水を加圧し、ピストン5の中央に油を集中させながら排油管22を介して排出させ、水は、前記開閉弁24をあけて排水管23から排水させる。
請求項(抜粋):
ビルジ水の吸引管と、該吸引管に設けられたビルジポンプと、縦型筒状の分離容器と、前記分離容器内の上部内周壁に沿って設置された散布管と、その下方に昇降自在に設置され、下面中央部が上方に膨出するとともに油排出口が設けられ前記上部内周壁の下部に摺接するピストンと、該ピストンの昇降装置と、前記ピストン中心部の油排出口に連結した油排出管と、前記分離容器の底に連結された排水管と、該排水管に設けられた開閉弁とからなり、ビルジポンプで汲み上げたビルジ水を散布管から散布し、分離容器内で水と油とを分離するとともに、水は前記開閉弁をあけて適宜排水管から排水させ、分離容器内の油が設定量となったとき、排水管の開閉弁を閉じるとともにピストンを下方に移動させてビルジ水を加圧し、ピストン中央に油を集中させながら油排出口から排油管を介して油を排出させる船舶のビルジ水分離・回収装置。

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