特許
J-GLOBAL ID:200903022189898419

スイッチングレギュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥田 和雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-218401
公開番号(公開出願番号):特開平6-054534
出願日: 1992年07月24日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 軽負荷時や入力電圧が上昇した時に、スイッチングトランジスタへのベース電流を減少させ、効率を向上させること。【構成】 重負荷時或いは入力電圧が低い時、スイッチングトランジスタQ1 のオン期間が長くなる。所定の時間が経過すると、コンデンサCt の充電電圧の上昇によりトランジスタQ3 がオンする。従って、第2のベース抵抗R3 によるベース電流IB2とベース抵抗R2 によるベース電流IB1との和がスイッチングトランジスタQ1 のベースに供給される。軽負荷時或いは入力電圧が高い時は、スイッチングトランジスタQ1 のオン期間が小さくなる。この状態において、コンデンサCt の充電によるトランジスタQ3 をオンさせる時間がスイッチングトランジスタQ1 のオン期間より短い。従って、トランジスタQ3 はオンせず、ベース抵抗R2 によるベース電流IB1だけが流れる。
請求項(抜粋):
一次巻線、二次巻線及び正帰還巻線を有するトランスと、上記トランスの一次巻線の一端に接続され該一次巻線をスイッチング駆動するスイッチングトランジスタと、上記トランスの二次巻線側に接続され負荷に電力を供給する整流平滑回路と、上記スイッチングトランジスタのベース間に接続された制御用のトランジスタと、上記トランスの正帰還巻線に発生する電圧をスイッチングトランジスタのベースにベース電流として供給するベース抵抗と、負荷側の状態を検出して上記制御用トランジスタを駆動しスイッチングトランジスタのオン期間を可変させる制御回路とを備えたスイッチングレギュレータにおいて、スイッチング素子とベース電流供給用の第2のベース抵抗との直列回路を上記ベース抵抗に並列に接続し、上記スイッチングトランジスタがオンしてから所定の時間まで上記スイッチング素子のオフ状態を維持させる制御手段を設けたことを特徴とするスイッチングレギュレータ。

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