特許
J-GLOBAL ID:200903022190938653

蓄熱式空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-190263
公開番号(公開出願番号):特開平10-038347
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 蓄熱槽内の氷を利用して室内ユニットにて冷房運転を行う解氷運転モードに関し、空気による蓄熱槽の熱交換器の腐食を促進させることなく冷房能力の増大を図る。【解決手段】 解氷運転モード時で、かつ、蓄熱量検出装置CALで検出した蓄熱槽STR内の氷の量が所定値以上の場合に水ポンプPM2を運転し、蓄熱槽STR内の氷の量が所定値未満の場合に水ポンプPM2を停止する水ポンプ制御装置CNT1を備えたことにより、蓄熱槽STR内に水流が生じるため蓄熱槽STRの2次側熱交換部6の解氷用伝熱管管外側熱伝達率が向上して蓄熱槽STR内の氷の解氷速度が向上し、室内側の冷房能力が増大する。また、蓄熱槽の2次側熱交換部6の解氷用伝熱管が空気と直接接触することがないため、空気による腐食の促進を防止することが出来る。
請求項(抜粋):
圧縮機と室外熱交換器と室外膨張弁と蓄熱槽の1次側熱交換部とを順次環状に連接した1次側冷凍サイクルと、冷媒搬送ポンプと室内ユニットと蓄熱槽の2次側熱交換部とを順次環状に連接した2次側冷凍サイクルとからなり、かつ、前記蓄熱槽の1次側熱交換部は製氷用伝熱管群からなり、前記蓄熱槽の2次側熱交換部は解氷用伝熱管群からなり、前記蓄熱槽内に生成した氷の量と前記蓄熱槽内に溜めた水の水温とから蓄熱量を検出する蓄熱量検出装置と、前記蓄熱槽内の水を前記蓄熱槽内の一端から吸引して他端へ噴出する水ポンプと、前記製氷用伝熱管群の管外側に氷を生成させる製氷運転モードと、前記解氷用伝熱管群を介して前記製氷用伝熱管群の管外側に生成した氷を利用して前記室内ユニットにて冷房運転を行う解氷運転モードとを有し、解氷運転モード時で、かつ、前記蓄熱量検出装置で検出した蓄熱槽内の氷の量が所定値以上の場合に前記水ポンプを運転し、前記蓄熱量検出装置で検出した蓄熱槽内の氷の量が所定値未満の場合に前記水ポンプを停止する水ポンプ制御装置を備えた蓄熱式空気調和機。
IPC (2件):
F24F 11/02 102 ,  F24F 5/00 102
FI (2件):
F24F 11/02 102 B ,  F24F 5/00 102 C

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