特許
J-GLOBAL ID:200903022197895720

弁の開度表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-342725
公開番号(公開出願番号):特開2000-170953
出願日: 1998年12月02日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 弁体の開度確認時において、その都度、管理者が弁の設置位置まで移動する煩雑な行動を省略し、構造の簡略化と電源設備を不要にすることで、イニシャルコストを安くし、開度表示に要するランニングコスト略「0」に抑え、電源設備の有無および手動・電動の如何を問わず採用できるようにして使用範囲を拡大する。【解決手段】 弁棒3と同時に回転する開度カム11を設け、そのカム面12にピストンロッド14の先端部をシリンダー16内のスプリング17の付勢によって常時当接させる。シリンダー後室16Aに赤色に着色したオイル19を充填する。シリンダー後室16Aは、オイル取出口20およびこのオイル取出口20に接続した配管21を介して、遠隔位置に設置した開度表示計22の透明で有底の表示管23の内部に連通させ、表示管23内部の油面の目視によって弁体1の開度を確認する。
請求項(抜粋):
弁体が弁箱の軸線に交差する軸線を有する弁棒に取付けられ、弁棒とともにその軸線まわりに回転可能に弁箱に収容されているとともに、その回転によって弁体を開閉するように構成した弁において、前記弁棒またはこの弁棒に連結されて同時に回転する回転体に設けられた弁体の開度を半径方向の寸法変化に変換するカム面を有する開度カムと、先端部を前記開度カムのカム面に当接可能に配置した従節と、この従節の後端ピストン部を摺動自在に装入しているとともに、前記従節を進退移動自在かつ液密に挿通したシリンダーと、前記ピストン部および従節を前記開度カム側に付勢して従節の先端部を常時カム面に当接させる弾性体と、透明の表示管を有する開度表示計と、この開度表示計の透明の表示管の内部と前記シリンダーの室内とを互いに連通させる配管とを備え、前記弁体の開閉に追従する前記従節およびピストン部の進退移動に伴って前記透明の表示管内で液面が昇降する着色した液体を前記シリンダーの室内に充填していることを特徴とする弁の開度表示装置。
Fターム (8件):
3H065AA02 ,  3H065AA08 ,  3H065BA02 ,  3H065BA07 ,  3H065BB06 ,  3H065BB24 ,  3H065BC01 ,  3H065BC11

前のページに戻る