特許
J-GLOBAL ID:200903022197964781
チタン合金製エンジンバルブの製造方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-334879
公開番号(公開出願番号):特開2006-142332
出願日: 2004年11月18日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】Ti-6Al-4V合金を材料としてエンジンバルブを製造する、改良された方法であって、軸部にカジリやワレが生じることを避けて鍛造品を得る方法を提供する。【解決手段】バルブ形状を備えた上下一対の鍛造用の金型を用い、端面の面取りを行なった、軸部の径より太い径をもつスラグを、金型の傘部の側から挿入し、スラグの下部を前方押出しすることにより軸部を搾出成形するとともに、スラグの上部を型打ちして材料を横方向に展開させることにより傘部を成形する。このとき、あらかじめスラグおよび金型を、つぎのどちらかの条件が満たされるように加熱しておく。1)スラグ温度:800°C以上〜チタン合金のβトランザス温度以下、金型温度:100〜500°C、この場合、鍛造後に、βトランザス温度以上に加熱する。2)スラグ温度:チタン合金のβトランザス温度超過〜1150°C以下、金型温度:300〜500°C。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
チタン合金製で、端面の面取りを行なったスラグから、搾出および傘打ち加工を同時に行なう鍛造によりエンジンバルブを製造する方法であって、バルブ形状を備えた上下一対の鍛造用の金型を用い、軸部の径より太い径をもつスラグを金型の傘部の側から挿入し、スラグの下部を前方押出しすることにより軸部を搾出成形するとともに、スラグの上部を型打ちして材料を横方向に展開させることにより傘部を成形し、鍛造に続いてチタン合金のβトランザス温度以上に加熱する熱処理を行なって、少なくともバルブ傘部を針状(α+β)組織とすることからなり、あらかじめスラグおよび金型を加熱しておいて鍛造を行ない、その加熱を、スラグ温度が800°C以上〜チタン合金のβトランザス温度以下、金型温度が100〜500°Cとなる条件を満たすように選択することを特徴とするチタン合金製エンジンバルブの製造方法。
IPC (7件):
B21K 1/24
, B21J 5/00
, B21J 5/02
, B21J 13/02
, B21K 1/22
, C22F 1/18
, F01L 3/02
FI (7件):
B21K1/24
, B21J5/00 E
, B21J5/02 A
, B21J13/02 M
, B21K1/22
, C22F1/18 H
, F01L3/02 Z
Fターム (11件):
4E087AA05
, 4E087BA05
, 4E087BA17
, 4E087CA14
, 4E087CA22
, 4E087CB01
, 4E087CB04
, 4E087CB06
, 4E087EC12
, 4E087ED12
, 4E087HA70
引用特許:
前のページに戻る