特許
J-GLOBAL ID:200903022215369152

浮動追従型光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027599
公開番号(公開出願番号):特開平10-221596
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【目的】複数の光学系の相対的な変位に起因する光軸相互の機械的なずれが生じた場合でも、少なくとも光軸相互の平行移動成分及び傾き成分のいずれか一方を光学的に補正することによって、光軸相互のずれを許容範囲内に抑制し且つ色収差の発生を抑えることが可能な簡単な構成の浮動追従型光学系を提供する。【構成】浮動系に属する第1のアフォーカル光学系AFC1 と、固定系に属する第2のアフォーカル光学系AFC2 とから構成されている。第1のアフォーカル光学系AFC1 は、第1及び第2の薄肉レンズL1 ,L2によって構成されており、また、第2のアフォーカル光学系AFC2 は、第3及び第4の薄肉レンズL3 ,L4 によって構成されている。第1及び第2のアフォーカル光学系AFC1 ,AFC2 は、傾き追従条件を満足するように設計されている。
請求項(抜粋):
機械的に固定された固定光軸を有する固定系と,この固定系に属する少なくとも1個以上の光学素子と、前記固定系に対する機械的な動きについて,少なくとも1以上の自由度を有する浮動光軸を有する浮動系と,この浮動系に属する少なくとも1個以上の光学素子とを備えた光学系であって、前記固定系からの光線が最初に入射する第1光学素子が前記浮動系に属し、且つ、最後に入射する最終光学素子が前記固定系に属すると共に、前記第1光学素子から数えてN番目の第N光学素子が、Nが偶数のときは前記固定系に属し、Nが奇数のときは前記浮動系に属する関係を満足する状態において、前記浮動系が前記固定系に対して変位することにより前記浮動光軸が前記固定光軸に対して任意に変動した場合でも、前記固定系に属する固定光軸に沿って前記第1光学素子へ入射した光線は、常に、前記最終光学素子から前記浮動光軸に沿って射出されることを特徴とする浮動追従型光学系。
IPC (3件):
G02B 13/00 ,  G03B 5/06 ,  G05D 19/02
FI (3件):
G02B 13/00 ,  G03B 5/06 ,  G05D 19/02 D

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